香港とマニラと。

こんばんは、広報担当の上坂です^^
Hit-Uは今年も新入生いっぱい入ってくれました!
まだまだ新歓中ですが、エリザベス杯もあるので1年生向けの練習も徐々に始まります。
ぜひこれからみんなに活躍していってほしいかぎりです^^

さて、新入生向けのブログ記事も少し間が空いてしまいましたがあと少し残っているので今回も更新させてくださいね。
今日は時期的には離れてしまいますが、昨年10月の香港ディベートオープン(HKDO)と12月・1月の世界大会(Worlds)のレポートです!
HKDOはチーフ・田中美里が、Worldsは国内渉外・津川菜央が書いてくれました。
是非読んでください!^^

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国際部のディベートセクションの大きな魅力の一つとして、「国際大会」があると思います。如水会の援助を受けて国際大会に出場し、海外を格安で、しかも仲間とともに大会も含めて経験できる、というのはまたとないチャンスとなります。
今日は、私が参加した国際大会である、香港ディベートオープンについての報告をさせていただきます。

2011年9月に香港で香港ディベートオープンという英語ディベートの国際大会が行われ、私も国際部ディベートセクションの一員として参加させて頂きました。この大会にはアジア中の大学からディベーターから集まるため、ほとんどの参加者が日本人、という国内大会とは一味もふた味も違う経験をさせて頂きました。
香港到着!


 香港ディベートオープンは私にとって初めての国際大会でした。一橋大学には多くの留学生がおり、共に勉強をしているため、留学生たちと英語で会話したことはあったものの、普段はもっぱら日本語で会話しています。部活動で英語ディベートを練習する際にはもちろん英語を使用していますが、聞き手が日本人であるため、「つたない英語を使用していても、言いたいことをくみ取ってくれる」という安心感がありましたし、伝わらなければ日本語で説明すればよいという気持ちでおりました。そのため、初めての国際大会に参加するにあたって、「本当に自分の英語が伝わるのだろうか。」という不安に駆られました。
しかし、いざ香港についてみると、そのような不安は取り越し苦労にすぎず、香港の人々はみな素朴で優しく、こちらの言うことを懸命に理解してくれようとしていました。日本にいたときは、「こんなことを聞いたら恥ずかしいし日本語が通じるからなんとかなるだろう。」としていたような些細なことも、「勘違いしていたらむしろ迷惑がかかるから勇気を出して聞いてみよう。」という気持ちで、積極的に英語で会話することが出来ました。英語ディベートの大会の中でも、一生懸命伝えようと、英語だけではなくアイコンタクト・ジェスチャーを積極的に用いることで理解してもらうことが出来、英語を上手く話せることももちろん大切だが一番大切なのは、相手に伝えようとする熱意なのだ、と感じました。
海外ディベーターとも仲良くなりました。

 大会には香港、韓国、中国本土、インドネシアなどの学校の人が参加しており、大会を通じてそのような様々な人と貴重な交流をすることが出来ました。日本で英語ディベートを練習しているときから「宗教学校を廃止すべきか」というような議題を取り扱ってはいましたが、日本に暮らす私は、「確かに宗教学校って存在するけど、本当に必要としているのはごく少数の人だから、宗教学校がなくなったって困らないだろう。」と思っていました。しかし、同じラウンドに入ったインドネシアの学生に「インドネシアではほとんどの学校がイスラム教の学校で、宗教学校が無ければ子供は行くところなんてない。」という話を聞き大変衝撃を受けました。今まで、世界の様々な国のことを論じていながら、実際は何もわかっていなかったのです。実際に海外の大会に参加することで、英語ディベートの技術の向上のみならず、その土地や大会に参加する様々な国の人々が持つ文化や背景に関する理解を深めることが出来たと思います。
 香港ディベートオープンは、今後英語を学び、ディベートをより活発に行っていくモチベーションとなりました。今後さらなる精進をしていこうと思います。
Grand Finalのmotion(議題)
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どうも、こんにちは。国内渉外のディベセク2年津川菜央です。私は去年度の1227日~14日にかけてフィリピンのマニラにて行われた世界大会(32nd World Universities Debating Championship通称:Worlds)について書くことになりました☆

我がディベセクからは2チームが出場しました。
Hit-U A 堀江さん(新社会人)&富樫さん(法3)
Hit-U B 高林(経2)&津川(法2)


☆まずWorldsってどんな大会?っていう話から(^^)
Worldsは、他のどの国際大会とも一味も二味も違う大会です。ます、大会の開催期間が長くてイベント(パーティなど)が充実しています。アジアのみならず英米のネイティブを含めた世界中の大学が参加しているため、ラウンドのレベルがとても高いです。アジア、そして欧米の強豪たちがこの大会で結果を出すことを目指して日々練習に励んでいる、1年間の集大成となる大会です。

実はこの大会、いつか絶対に出たいなと思っていました(^O^)というのも、新歓期に先輩たちに聞いた昨年度のボツワナの世界大会のお話が本当に印象的だったから入部を決めたというのが大きかったからです。鶴巻さんが去年のボツワナ大会のイケメンの話を目を輝かせながらしていたあの日のアフター忘れません()

そして思ったよりも早く、私はそのチャンスをいただいたのです。マニラに行けるということが決まって、ディベート歴1年目にして憧れのこの大会に出れる、成蹊Jointで組んだたかりんとまた組める、ということで私は本当にワクワクしていましたヽ(^o^)丿



☆そして、なんといっても南国のフィリピン!!☆
国際大会の度に観光できるのも魅力です。前回参加した香港ディベートオープンに引き続き、今回もたくさんの場所に行くことができ、それはそれは楽しかったです(^O^)/たとえば、サンチャゴ要塞、ホセ・リサールの牢獄、日米戦が繰り広げられた墓地、スラム化したチャイナタウン…などなど☆

タガイタイのカルデラ湖をバックにピース☆


元日には遠足があって、タガイタイ(マニラ郊外)にある有名な火山にも行くことができました。ボートに乗って水しぶきを思いっきり浴び、乱暴な馬に必死にしがみつき…というまさにサバイバルゲームのような正月でした(^^)

タイの女の子ふたりと(^O^)

そして、大会が毎晩開催するパーティーでは外国のお友達がたくさんできました。
テンションの高い中国人のおねえさん、「イスラマバードにはいつ来るの?」としきりに聞いてくるパキスタン人、Facebookを開く度にベンガル語を教えてくれるバングラデシュ人、…など()、個性豊かな海外の方と仲良くなる機会はそうないと思います♪


☆格の違いを見せつけられた、Worldsのラウンド☆
私たちのチームは1ラウンド目からNUS(National University of Singapore)というシンガポールのディベート強豪校の有名なお2人にラウンドで当たり、まさにWorldsという大会の格の違いを見せつけられたという感じでした\(~o~)/そして、2ラウンド目からのラウンドもとてもレベルが高く、オーストラリアをはじめとするネイティブの大学と当たって圧倒されたりもしました。1日目・2日目は頑張っても3位どまり(この大会は各ラウンドで4チーム中何位かを競うというBP styleをとっています)で、なかなかいい結果を残すことができませんでした(>_<)

ネイティブの人だけでなく、東南アジアや中国の人たちもとてつもなく英語が流暢で、使う表現もこなれていました。対する私は、何を隠そう純ジャパニーズ(T_T)ラウンドで自分の順番がまわってくる度にかなり緊張してガチガチになったのを今でも覚えています()。正直を言うと、序盤は精神的にも肉体的にもかなりきつかったです^^;
ドレスアップしたHit-U4人。


そんな私も中盤になるとだんたんと慣れてきて、なんとか自分の言いたいことを言うことができるようになりました。そして、最終的には合計10ポイントと、日本人チームにとってはまずまずな成績を残すことができました☆
このことについて、やはり一番大きいのはやはりパートナーのたかりんへの感謝です。緊張で思うようなスピーチができなかった私はファーストスピーカーとしてポイントを立て損なったりもしました。しかし、その度にセカンドスピーカーのたかりんは流暢な英語力でそれをカバーしてくれました。
みんなに茶番と言われるかもしれませんが、大会が終わる度に毎回のパートナーへの感謝で胸がいっぱいになります(/_;)パートナーへの感謝やそれにまつわる思い出、これは、ディベートがチームスポーツだからこそ得られる醍醐味だと思います。


☆さいごに(^O^)
予選でたくさんの強豪チームと戦うことができたこと、ブレイクラウンドでの白熱した戦いをこの目で見ることができたこと……5か月くらい経った今それを思い返すと、あのマニラでの10日間が自分にとってのマイルストーンだったのだなと心から思います。
日本国内で練習しているだけではみつからない自分の課題がたくさんみつかり、それらは普段の練習への励みになりました。そして、イベントが本当に充実していたのでディベートって楽しい☆と心から思いました(^O^)/あんな激アツな10日間ほかになかったです!()

年越しの様子。みんなで花火☆

私は昨年度ディベートで3(ソウル,香港,マニラ)も海外に行くことができましたが、新入生のみなさんも時間が許す限り国際大会に行ってみることをオススメします☆