だれ、書くの?今でしょ!

待ってました!

今回は今さんに書いていただきました!
今思うと、今さんの第一印象は今とは全然違って、こわいな~今日もおこってるのかな~という感じでした。

「今」がゲシュタルト崩壊しました、広報担当ほったです。

そんな今さんも


こんなおちゃめなピースを!!!(*^^)
きゃはっ

改めまして、

春Tちゃんぴおん!!!

そして

3rd Best Speaker!!!


おめでとおおおござああいまあああす!


今さんも、一年間の留学に旅立って行かれます。
さみしすです。
また飲みにいきましょうね!!!


さてさて、そんな今さんの記事でございます。
永久保存版にしたいですね。

ぜひぜひぜひ、読んでくださいな!
どぞっ!

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3年生の今です。前キャプテンで、現在は秋から留学に行くこともあって一応春Tでディベーターとしては区切りをつけてGemini CupAdj Coreをやったりしています。

Tの感想文ということでオファーをいただいたのですが、せっかくなので春Tまでディベーターとして考えてきたこと、そしてこのブログを読んでいただいている方に少しでも有益になりそうなことを書かせていただきたいと思います。

 内容はざっくりと、①ディベーターとして強くなる、②部として強くなる、みたいな感じでいこうかと思います。

 

 

①ディベーターとして強くなる

 

 正直なことを言うと「これをやったらディベートがうまくなる」というような方法論は僕にはまったくわかりません(それゆえエジュケも下手で後輩に迷惑をかけているのですが。)一般的に言われるスピ練やリサーチ、マターファイル作りなどの自主練はあまり好きではなかったし、なんというかやろうとしても「どうせ意味ないよ」と自分に言い訳をして結局やらないという感じで丸2年間過ごしてしまいました。

 と言ってしまうとせっかくこのブログを読み始めてくださった方がブラウザを閉じてしまうので笑、ここでは僕が意識の上で大切だなと思うことをいくつか書きたいと思います。

 

1、自分を褒める

 ディベート界というのは嫌なところで他の人は決して自分のことを本心からは褒めてくれません。先輩の褒め言葉はどこか胡散臭いような気がするし、同期の褒め言葉にはうっすらと嫉妬のニュアンスが込められている。ディベートがチーム競技でかつ個人競技でかつ大学間競技である以上これはまぎれもない事実だと思います。

 だから僕はずっと自分はディベートがうまいと言い聞かせてきました。他の人より少しでもいいとことを見つければ「さすが僕」、なにか大会でブレイクなんてしたときには「僕かっこいい」とそんな調子です。もちろんいつもいつもこの褒め殺し作戦がうまく行くわけではありません。現に僕も2年の冬季はかなりのスランプを感じていました。けれども自分がスランプになったときほど自分を褒めてあげてください。なぜならスランプに陥ったときこそディベート界が牙を向くからです。「秋TSFまで行ったのに冬TQFで落ちたんだ笑」、「え、NEAOなのにEFLにすらひっかからないとか笑」。これが現実です。  

自分を褒める!!

 

2、かっこつける

 ディベートの本質は相手に勝つことだと思っていますが、おそらく僕を含め多くの皆さんが「英語」でディベートをやろうと思ったのには「英語しゃべるとかかっこいいな」・「海外の人と戦ったりもするんだ」というような羨望に近いものがあったのではないかと思います(現に僕の高校には「討論部」がありましたが当時は全然興味を持ちませんでした笑)


 しかしながら、ディベートを1年かそこらやるとほとんどの人が目先のテクニックにとらわれてこうした当初の羨望を忘れ、最悪の場合にはまるで勝たなければという強迫観念にかられてるような気がします。僕が言いたいのは、もちろん純粋に勝ちを目指すことも大事なのですがそれ以上に自分で納得できる/かっこいいスピーチを目指す方が結局勝ちにつながりやすいということです。ここでいうかっこよさは自己満足であり他人からの見え方はどうでもいいと思います。現に僕も英語の発音は超ださいので笑。また、こうして自己満足を目指すとディベート嫌いになりづらくなるとも思います。

 あとかっこいいスピーチをいっぱい見るのもいいかと思います。自主練が嫌いな僕でもこれだけは結構続けてやれたかなと思います。別にマター盗もうとかしなくてもいいので、ぽけーと「すげーなー」と思いながら聞いてください。僕のおすすめは、国内だったら小野 暢思、海外だったらBen Woolgarが不動です。正直二人共言ってることは難しすぎてさっぱりわかりません。

                       かっこいいっすう(*^_^*)

 

②部として強くなる

 

 良くも悪くもディベートは一人ではできません。上手い人にコバンザメすれば簡単にブレイクできるし、自大学に組む人がいなければJPDUTにはでられません。そう考えるとどうにか部として強さを保つことが大事だなという結論に至るのですが、正直部としてどう強さを保つかという絶対的なメソッドは皆無で特に運営を経験すると皆が悩むところかと思います。なのでここでは僕が1年間運営をやりそしてなんとか最終的に春Tを優勝できたことを踏まえて一橋がどんな感じだったのかをつらつら書きたいと思います。

 

1、練習に来い

 トータルして考えるとうちは出席率が高めな方だと思いました。3年になるとどうしてもゼミやら就活やらが始まってしまうことを抜きにすれば、平常時の特に上級練はかなり人が集まっていたと思いました。

 部は決してディベートだけをする団体ではなく、友達もできるしご飯食べに行ったり遊びに行ったりも当然します。そうした中で、いわゆる仲のよさというのは部の強さとして必須で、練習の出席率もとても大事だと思います。もっと現実的な話をすれば、それはチーミングを決める際のやりやすさにも関わってくるし、運営の仕事分担などにも大事な役割を果たすでしょう。もちろん練習に来たとしても、別にディベートもジャッジも嫌ならみんなとおしゃべりしてればいーと思うので笑。それくらい居心地がいい部を目指すのが大事ですよということです。

 

2、オン/オフの切り替え

 ディベートはなかなかはまるとがちになるもので、大会の前なんか1-2週間平気で毎日練習しちゃったりとかする人もいるようです。僕もかもしれません。しかし同時にディベートはかなり消耗戦なのも事実です。練習で勝っても負けてもなんとなくもの足りなさが残るし、大会が近づくにつれて緊張するものです。しかもここ最近の大会増えるブームのおかげで年間で平均すると少なくとも1ヶ月に1つは大会があるような感じになっています。

 こうした中で運営に求められることは無理やりオフをつくることではないかと思います。嫉妬と陰謀渦巻くディベート界から開放し、キラキラ大学生をリア充ワールドに放ってあげるのです。僕が運営のときも、たしか秋Tの後の夏休みをほとんど休みにして練習は新学期までやらないみたいなことをしました。またうちでは大会ごとに重要度のウェイトを変えたりもしました。JPDUTはがちでやるけど関西の大会はある程度色々試せるチーミングにするといった感じです。

こうしてメリハリをつけると、やっぱりオフ明けはみんな元気でディベートも久々だから煮詰まらずに楽しくできていたような気がしました。

 

3、役割分担

 部としての強さは最終的に役割分担にかかっていると思います。結論からいってディベーターとしての能力に差が出来ていく中で、ジャッジをしてくれる人、運営を頑張ってくれる人などディベーター以外の形で部を支えてくれる人の存在はとても大事になってきます。

 役割分担を考える中で大事だと思うのは、とにかくなにか役割を強制しないこと、なるべく全ての部員の希望を聞くことかなと思います。例えば大会のトライアウトを考えてみても、落ちた人がジャッジにまわるという状況でその人がジャッジを強制されてる感じがでると正直いい思いはしません。他にも例えば役職を決めるときでも、「めんどくさいの押し付けられた」という感じが一度でもしてしまうとやる気がなくなってしまうかとおもいます。

 部としての役割分担は、ディベートが個人競技でない以上必ず考えなくてはいけないかと思います。特に運営をやる人は頑張ってください。

 
 

 つらつらと書いてきましたが、個人的なことを言うとディベートやってて改めてよかったなと春T優勝したときに思いました。個人としてもやっと結果がでたと思ったし、部としてもJPDUT初優勝だったのでやってやったという感じでした。べたですがこんな僕があるのは部のおかげであり、特にパートナーのおかげだと思います。本当にありがとうございました。留学帰ってきたらまた大会でたいなー。