お久しぶりです。涙と感動のKick Out Party ;_;


お久しぶりです。元広報のカシオです。
多くの大学の皆さんはテスト勉強に追われ、
現実逃避よろしくFacebookやらTwitterでこの記事を見つけ飛んできたものだと思います笑

 今日の記事は一味違います!

今回は特別編、大会ではなくKick Out Partyについての記事でございます!

知っている人は知っていると思いますが、Hit-UのGo Shimizu, Noritaka Kon, Tomoko Kamisakaがそれぞれ留学に行ってしまうので盛大にお祝いしようというコンセプトでした。

僕達残る組からは写真立てやらなんやらのプレゼントをあげたのですが、

なんと留学組からも一人一人にメッセージカードを配るという粋なサプライズもあり、大変盛り上がりました:)

メッセージカードを配る彼らとすごくうれしそうなYNG笑
よくお昼やら晩やらにご飯を食べていた身からすると秋から一体誰とご飯を食べればいいのか、ぼっち飯ライフが始まるのかと不安を感じずにはいられませんが笑、

そんなことはおいておいて、今回感想文をともこさんにお願いしたところ、感想文どころか3年間のディベート生活を振り返った原稿が送られてきました!

正直僕自身としても共感できる原稿だし、
逆に、この文章に共感しない人はいないんじゃないか、というくらい良い文章で、
最初に読んだとき少し泣きそうになってしまいました。

Hit-Uだけではなく他の団体にも読んでもらいたいし、
後輩にも読んでもらいたい、そんな原稿です。今回は途中に写真は挿入しておりませんので、

じっくりどうぞ。


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うだるような暑さが続いていると見せかけて最近結構涼しいですがディベーターの皆様におかれましてはAustralsや期末試験でさぞリアルを充実されていることと存じます。いかがお過ごしですか。

こんにちは一橋大学3年上坂智子です。
このたび、Hit-U3年清水剛、今紀貴と同じく約1年の交換留学に旅立つこととなり
Hit-Uのメンバーにキックアウトパーティーをしていただきました。
嬉しい餞別も沢山いただいて、ささやかながら3人でお礼して、
某世永くんは上機嫌で「あと2回ぐらいお別れ会しよう」とか言ってくれちゃうし、
本当に幸せな一日でした。

で、まあその日にブログ頼まれたんですけど。
書きながら泣きそうだから最初は断ったし、
輝かしい大会成績を残せたわけでもない私が書いてもなーという感じで気が進みませんでしたが、他二人は何度も書いている身ですので
ブログ担当ほってぃーのために今回は筆を取らせていただきました


さて何から書こう。

例えば大会の優勝者だったら、
ここまで来るのにいかに苦労したかとか、
優勝はまぐれで、パートナーのおかげで、自分は大したことなくて、とか、
僕のとっておき上達法は…とか。
書くんだろうけど。

そういうのじゃないんで、でも書くのは好きなんで、
Hit-Uにいる間自分がいかにダメで、同時にいかに恵まれていたかを、正直に書こうと思います。


私は努力が嫌いでした。
英語も話せなければ頭の回転が早いわけでもない以上に、
努力をしませんでした。
練習にはほぼ毎回出ていたけど、
それが無駄になってしまっていたと今は思います。
結果、下手なままでした。
だからもしこのブログを読んでいる人に、
自分の下手さに悩んでいる人がいるとしたら、
それは純ジャパだからでも地頭が悪いからでもなく
努力が足りないからだと言いたいです。
だって同じように純ジャパで最初は正直ディベート下手くそでも
上手い人や上手くなった人がいくらでもいるから。

勿論何にしろディベートって難しいし
一朝一夕には上手くならないし
上手い人は努力していないように見えるし
人生って不公平だし
夏は暑いから涼しい部屋でアイス食べてお昼寝してたい。
それは全部認める。

でも少なくとも上手くなりたいなら、今よりもうちょっとだけ努力しないと。
そしてせっかく努力するなら楽しい方法でないといけないと思います。
そこで絶対に楽しい必要はあると思っていて、じゃないと続かないし、
ディベートかっこいーって憧れて始めた時の熱意がどっか行っちゃって、
ただの苦行になっちゃう。

勿論それが何かなんて人それぞれだし、残念ながら私は知りません。
三日坊主だったし。
だから色々試して、一番自分が好きなやり方を見つけたらいいと思います。
もちろん誰かに聞いたり真似したりしてもいいけど、
この時ばかりは先輩はアテになりません。
自分の憧れの先輩がただの天才型かもしれないし、
誰にも真似できないくらい超ストイックかもしれないからね。


じゃあそんな私がなんで今までディベートやめなかったかって話ですけど。
説得力まるでないけど、ディベート好きだったんです。
頭を動かすことも屁理屈並みに立論や反論を考えることも好きでした。
上手い人のスピーチを聞いて興奮するのも、好きでした。
(アイスとお昼寝には勝てなかったけど)

でも特に1年生の時は、楽しいとか好きとかより、
勝たなきゃとか論理的に話さなきゃとか
モーションわかんないとか後5分でプレパ終わるとか
previous speakerから5 reasons来ましたーとかもうだめだつんだ…とか
そんなことばっかりで全然楽しめなかった気がするから、
必然的に努力も億劫になったし向いてないって思った。
代わりに、2年の秋ごろからはひたすらジャッジに徹していました。
ところがこれがまた私をディベートに引きつけて。
ジャッジ自体が楽しいっていうのもあるし、
ディベーターでいる間は見えてなかったこととか発見もあって、
ジャッジしてるとディベートしたくなりますよね。
だけど私の場合別にその間上達してるわけじゃないから、
ディベーターやるのは憚られて、
結局ものすごいディベートしたいまま春Tジャッジで締め括った。
結果しょぼいけど、
まぁいいことだな。


という感じの今までの私のディベートライフだったんですけれども
その肝心のライフを彩ってくれたのがHit-Uのみんなでした。
練習の時は勿論、アフターとか飲み会とか、
海外大会とか、どっか遊びにいくとか、お昼食べるとか、
授業の合間の井戸端会議、完全にノリで開催決めたAsian Bridge、
TwitterとかLINEでの底なしにどうでもいい会話、
その他、何でもかんでも、君たちとだから楽しかったんです。
明日2限テストで今3:47なのに書きながら泣いてるし、
もう、どうしようもない。

沢山のくだらないことにも付き合ってくれてありがとうございました。
他大の仲良くしていただいた同期とか先輩後輩も、本当何から何までありがとうございました。
やっぱminimum standardじゃだめだよ人生。
もっと楽しさとか豊かさとか欲しい。
そう思わせるくらいみんな不可欠でした。
居心地よすぎてもはや日本にいたい

そんなこというキャラじゃないよねとか言わないでください、
今更カミングアウトするけど私こういう子なんです、
大抵の人からの第一印象は怖い無愛想最悪って言われるし
他人が入れない個人的領域あるよねってまーよく言われるけど誤解なんです。
全身全霊で来るもの拒まずなのに人見知りで愛想は確かに悪くて本当ごめんなさいでした。
Hit-Uのひとなら半分くらいの人はそんなの気づいてるって言うだろうけど。
そういうところが好きって言ってる。

というわけで長々ごめんなさい、送別会楽しかったです。
久しぶりな子とか先輩とかも来てくださって、
みんな楽しそうにしてて、
やっぱり愛されてるなーと思っていました。
楽しかった!楽しかった。ありがとう。ね。
まあ残念ながら1年後には戻ってくるんで、また構ってください。
むしろ行ってる間もインターネットという魔界空間で戯れてください。


今日。
いつも、ストップウォッチを持ち歩いてたんですけど、
今日から、持ち歩くのをやめました。


最近よく聞かれるけど
出発は8月3日。もう言わない。

帰ってきたら、またディベートがしたいです。

2013年7月18日
いってらっしゃい!