全日本おにく争奪杯!!! --Ryoso Cup 2016 報告

「いいおにく」って食べると人生観変わりますよね。どうも、広報の庄司です。


さて、本日は昨年12月に行われた2016年内最後の大会、凌霜杯の報告と感想です。
凌霜杯は例年年末に神戸で行われる、BPスタイル(British Parliamentary/英国議会式)の大会です。
Hit-Uからは少数精鋭ながらも参加し、今回も輝かしい結果を残してきました。

早速その結果から……!!

Hit-U A (Azusa Iida, Rintaro Komanba) Quarter Finalist!!!

クリスマスイブキ (Daichi Tanaka) Quarter Finalist!!!

Chihiro Saito 5th Best Adjudicator!!!


今回は二年生ペアが準々決勝進出、また他大学と組んだ三年生も準々決勝に進出しました。
ジャッジでは二年生の齋藤が上級生を含め5位の審査員としての表彰を受けました。

さて、今回の感想文は駒場くんにお願いしております。どうぞ……!!

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どーも。法学部2年の駒場です。去年の紅葉杯以来の登場です。
ずいぶんと前になりましたが凌霜杯に出た感想その他もろもろを書いていきたいと思います。注意点ですが自分は文才というやつが全くないです。ゆるしてください。

1.    大会前
    出た経緯
同期の飯田と組みました。個人的には先輩、後輩と組む機会がこれまで多かったので久々に同期と組んでガチで大会で勝ちたいってモチベーションでした。あと去年のノービスで飯田と組んで非常に悔しい思いをしたので、一年たってリベンジしたいという思いもありました。
    練習
結果的に10月後半あたりからちょくちょく練習し始めて、ノービスが終わったあたりからギアを入れなおして練習をこなしました。BPは特にプレパが大事だとお互いに考えていたので、特にプレパ練に重点を置いて練習をしました。

2.    大会
    1日目
1ラウンド目(OG;ハミセクA OOTitech A COTCUE A
寒くてトイレに行きたかったことくらいしか覚えていないです。OOTitechのへいしろうさんがいて「ふぉえ~」ってなってましたがCAの鍋島さんに一位を頂きました。上場の立ち上がり。
2ラウンド目(OG;トムさんかすみさん OOKOBE D CG;ゆりしょー、ゆうすけ)
モーションはセーフスペースムーブメント。ノービス前にマターを集めていたこともあり無事1位。ジャッジのKDS同期のしゅんきに「うまくなったね」と言われました。上から目線でなんかうざかったけどしゅんきなので許す。
3ラウンド目(OOMarkさん、寺岸さん CG;大原さん、さわさん CO;渋谷さん渋田)
トップラウンド。OPPがうますぎて手も足も出なかったが、ポジション運もありケツ回避。7点でバブルへ進みました。
4ラウンド目(OG;渋谷さん渋田 OO;トムさんかすみさん CG;かえるさん小林さん)
ポジションがCOかつOpeningがとても強いので焦りました。ラウンドがパラレルになっていて、Closingは状況の整理をしたうえでエンションを出せばよかったものの、4ラウンド目でガス欠を起こしていた脳みそにそれはできず、きちんとラウンドに貢献したかが見えにくくなってしまいました。OWからCGに必死に食いつくことくらいしかできませんでした。ラウンド終了後はずっとジャッジの教授さんにお祈り。
    二日目
 9位ブレーク。割と点数も高かったのでほっとしました。
QFOG;戸谷さん、ゆーたいさん OO;マークさん COTCUE
去年のMDOのときに似たようなモーションをオーディエンスとして視聴したのでプレパは順調。しかしラウンドの流れを見誤り中で自分たちが出しているエクステンションがどのように貢献しているかを示すことができず、クオで散りました。
3.    感想
最終的な結果としては、Quarter Finalist、個人としては12位でした。特にジェミニや秋T、ノービスではブレークできず、この大会はまさに「背水の陣」としてこの試合に臨んだので、これまでの大会でのブレークの何倍もうれしかったです。QFどまりの僕が偉そうに書くことではないような気もしますが、個人的に大会で重要だなとおもったことを書きます。
    「勝つ」意識
別に自分が精神論を重視しているわけではないですが、これは結構大事だと思います。特に先輩にあたる時は大事になってくると思います。「絶対〇〇のチームつぶす」的な感情は常に心の中に持つことが、バブルラウンドだったり実力が拮抗しているラウンドでは大事な気がします。(実際今年のノービスやジェミニで、「ダメかもしれない」と後ろ向きになった瞬間いいマターが出てこなくなったりしました。)ネガティブな意識はスピーチにも出て確実にジャッジの心象にも影響します。今大会では毎回ラウンドが始まる前に「勝つ」とプレパ用紙に書いて意識していました。
    他人の意見
当たり前かもしれないですけどこれはやっぱり重要なんだな、と改めて意識させられました。大会1週間前まではパートナーの飯田と二人でプレパ練をしていることが多かったのですが、冬T後からは社会人の衞藤さんと卒論で忙しい曽我辺さんに無理を言ってプレパ練を見てもらいました。プレパの中で何が意識できていないかを確認してもらう上で、第三者にプレパ練を見てもらうことは非常に重要です。他人にプレパ中の弱点を指摘してもらうことで、特にそれが意識できるようになります。あと、特に先輩にプレパを見てもらい、よかったといってもらえると何より今までうまくいかなかったラウンドとかの相談などができて何より自信になります。

4.最後に
 僕は1年生のころから全然ディベートがうまいわけではなかったです。去年の冬Tの個人の順位は170人中140位くらいで、結果が出なくて本当にディベートをやめたくなるときが多かったのですが、めげずに頑張ってるとコンスタントにディベーターやジャッジでブレークできるようになって個人としても割といい結果が出るようになりました。特に1年生は上級生大会などでいいスコアが取れなかったり、ブレーク落ちを経験し続けると思います。確かにディベートは英語しゃべれるやつやセンスあるやつが有利であることは間違いないのですが、コツコツと努力してれば純ジャパでセンスないやつにもスポットライトがあたる番が回ってくるはずです。結果が出ないときには先輩に背中を押してもらいながら、頑張ってほしいなと思います。

 もちろん個人としてもQFで満足しているわけではないので今後の大会でより良い結果が出せるように今後の大会で頑張っていきたいと思います。

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熱い感想、ありがとうございます。
最後は写真ギャラリー!!


ジャッジには無料でおにくが振る舞われました。おにく。


Quarter FinalistのHit-U A
駒場、おめでとう


同じくQuarter Finalistのクリスマス"イブキ"


ひっちゅー4人で!


やっぱり締めはおにくですよね。
お疲れ様でした。