JPDU Autumn Tournament 🍁 ～先輩後輩Team Blog～

いよいよ2021年も終わりますね～

クリスマス当日にブログを更新しています…広報のあやのです。

昨年の年末は、友達と紅白歌合戦が終わるギリギリまでレポートに追われていたので、今年こそは絶対に落ち着いて年越しをしたいと思っています。（というか、先生もなんでわざわざ大晦日の23:55に〆切を設定したのか…）

さて今回は11月中旬に行われたJPDU Autumn Tournamentの振り返りブログです！ブログを担当してくれるのは先輩後輩で組み見事3rd Breaking Team & Rookie Championに輝いた、りおとるいちゃんですー

【JPDU Autumn Tournament 2021】---------------------------

=Rookie Breaking Team=
3rd Breaking Team
りおるいしか勝たん(Rio, Rui.A)

4th Breaking Team

CVS(Maya, Fathya)

10th Rookie Best Speaker

-Maya Wakabe

Rookie Champion

-りおるいしか勝たん(Rio, Rui.A)

Rookie Grand Final Best Speaker

-Rui Aoyama

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【目次】

・自己紹介

・出場経緯

・振り返り

・先輩後輩で組む際に感じたこと（from 後輩）

・最後に

【自己紹介】　

（りお）商学部2年、本年度キャプテンの山田梨央です。純ジャパ英語標準クラスの英弱で、ディベートは大学からはじめました。

（るい）学部1年生の青山瑠泉です。ブログを書くのは2回目です！（前回は梅子杯。）ディベートは大学から始めました。

【出場経緯】

（りお）私が大会二か月前くらいにるいちゃんに声を掛けました。

後輩と出ようと思ったきっかけは、そのくらい自分にプレッシャーをかけないとずっとBPから逃げ続けることになると思ったからです（後輩をキャリーしたいとかいうかっこいい理由じゃなくてすみません）。去年からディベートを始めましたが、個人的にBPがめちゃくちゃ苦手で、4位になった時のメンブレとかすごくて、ずっと逃げ続けてました。（どのくらい逃げていたかというと、去年BP練にたった3回しか参加せず、梅子杯後から年が明けるまでの約2か月練習にもいかず大会にも出ず、ずっとディベートさぼってました。反省しています。）去年は逃げ続けられていたわけですが、さすがにキャプテンになってまで逃げ続けるわけにもいかないので、なんか自分にプレッシャーを与えてBPを練習をしようと思いました。大会に出るだけでもまぁそれなりにプレッシャーにはなるんですけど、どうしても同期とかと組むと、怠惰な自分には甘えが生じてしまうので、後輩と組むことにしました。

　るいちゃんを誘ったのは、ロールとかを考慮したっていうのもあるんですけど、練習とか一緒にしていて、前から一緒に大会に出たいなぁって勝手に思っていたからです。後から思い返しても、あの時るいちゃんに声をかけて本当によかったと思っています。

（るい）一年生練習で何度もジャッジをしていただき、大会があるたびにあたたかいlineを送ってくださっていた憧れのりおさんに「秋T一緒に出てみませんか」というlineを頂いた時は、天にものぼる気分でした。（あれは9/8の朝のことでした。よく覚えています。）大会に一緒に出場できることに加え、合法的に毎日一緒に練習できることに気がつきニヤけが止まりませんでした。

（りお）後輩に自分から声をかけて大会に出るのは初めてだったので、正直誘って断られたらどうしようってびくびくしてたんですが、こんな暖かいコメントがもらえてとてもハッピーです（笑）。

こんな感じで、るいちゃんはすぐ返事をくれて出場が決まり、ロールも私が1st&Whip、 るいちゃんが2nd&Memberですぐ決まりました。ただ、るいちゃんは梅子杯の練習があったので、実際に二人で練習がはじめられたのは大会一か月前くらいからでした。ラウンド練はできる回数に限りがあったので、スピ練などを積極的に行って、互いの弱点を知り、それをできるだけ大会前に埋めることに焦点を当てて練習しました。

【振り返り】

≪1日目≫

R1: THW significantly fund female-only tech companies. (CG, 1位)

（るい）「なぜ金銭的サポートでなくてはならいのか」「なぜ女性社員のみの会社なのか」など、motionのuniqueness, relevancyに焦点を当てたエクステンションが評価されました。メカニズムやAPなど、課題は山積みですが、ひとまずBPのレクチャーやプレパ練スピ練の成果が出て本当に嬉しかったです。

R2: TH, as the South Korean government, W push for the end to the Korean war.（OO, 3位）

（りお）部屋に入った瞬間、憧れのあいこさん＆としやさんのペアがいらっしゃって、めちゃくちゃまぶしかったです。（ちなみにカメラはオフです笑）R1でHit-Uの別のチームが対戦していたのを聞いていたので怖いな、と思いつつ楽しみでした。ラウンド始まる前までは。モーション発表されて、うわっIRじゃん、嫌い、ってなったことに加え、OOで時間がなかったのでとにかく焦ってしまって、South Koreaの分析が不完全なままゆるいargumentの構築だけでプレパ時間が終了してしまいました。（先輩が焦ったらダメなことはわかってるんですけど、、、めっちゃ焦りました（笑））予想通り、あまりいいスピーチが出来ず、3位になりました。このとき、3位をとって結構落ち込んだんですけど、るいちゃんが電話で次頑張りましょう！って言ってくれたので、気持ちを切り替えることができました。

R3: THP a world where individual do not possess a desire to compete with one another. (OG, 3位)

（るい）爆あせりしたラウンドでした。モーションの具体的な世界の想定が全くできておらず、とてもassertiveでvagueなargumentになってしまいました。Narrative motionやTHP motionで勝てるようになりたい。。

何より、私はここ最近で最悪のスピーチをしてしまいました。タイマネもできずrebuttalも全て言えず、（憧れていたUTの方からの）POIは一つも取れず、COに謎タイミングであまり刺さらないPOIをうち、、、散々でした。穴があったら入りたかったです!!!　とても落ち込みました。でも、りおさんに優しく励ましていただき、だいぶ回復しました。そして某修造Youtubeチャンネルの「諦めてしまうあなたに」と「沈みがちなあなたに」を見て、完全に回復しました。そして無事に、切り替えてR4に進みました。

R4: In post-conflict societies, THBT schools should prioritize reconciliation, even if it comes at the expense of honesty/accuracy when teaching the next generation. (CO, 3位）

（りお）R3でコンテクスト設定が不十分だったことが原因で負けたので、状況分析は丁寧に行うよう心掛けました。しかしそのおかげでpositive matterを完全に詰めることができず、上手くいったとは言えないラウンドでした。ですが、R4はサイレントだったので、ネガティブなことは考えずに終わった後はるいちゃんと電話したり、ご飯を食べたりして、ゆったり過ごしていました。

≪Break Announcement≫

（りお）Rookie Breakできて嬉しい半面、自分の実力不足でOpen Break出来なかったことに対する申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

（るい）rookieブレイクができてとてもとても嬉しかったです。Openブレイクができず悔しがっているりおさんを見て、心が痛みましたが、また一緒に大会に出て次こそはopenブレイク🔥と心に誓った瞬間でした。

（りお）二日目あるのに後輩に心痛ませてる先輩最悪ですね。反省します...。

 ≪2日目≫

Rookie GF: THP a world where the Task Manager Chip was and it is still used (CG, 1位　5-1 split)

（りお）本当だったらRookie GFはWAD2チームとHit-U2チームの予定だったのですが、諸事情で、Hit-Uのもう一方のチームが出られなくなってしまい、WAD3チームvs 私たちという完全アウェイな状況での試合になりました。正直心細いなあと思っていたんですけど、Hit-Uのメンバーもaudienceで見に来てくれていたので、あまり変に意識することなく試合に臨むことができました。

（るい）Motion releaseの直後は緊張してinfo slideの内容が全く頭に入ってこなくてまずいどうしよう、となりましたが、りおさんの冷静な姿を見て落ち着きを取り戻すことができました。有難うございました。好きです。ラウンド中にはいつも通りりおさんがrebuttalを送ってくださり、さらにclashやframingまで投げてくださいました。（どんだけキャリーされてんの私。）自分も、Sensible vulnerableだけが搾取される社会の不条理さという価値判断を含むオーギュメント、そして、HSPやdepression, harassmentなどの具体的な行動例を描くことができてよかったです☺️　

（りお）個人的に1日目のR3での失敗がRookie GFにめちゃくちゃ影響を与えたと思っています。ラウンド終了後、ジャッジをしてくださっていた某KDSの先輩がとても丁寧なfeedbackを下さり、コンテクストの設定の重要性を痛感しました。(フィードバックありがとうございました。）おかげで、Rookie GFでは、Openingであまりきちんと設定されていなかったコンテクストをClosingで設定し直し、より具体的でrelevantな分析を出すことが出来ました。

≪Closing Ceremony≫

（りお）正直、やれるだけのことはやったと思っていたので、ちょっとだけ自身はあったのですが、それでも結果発表の前はめちゃくちゃ緊張しました。

（るい）ドキドキでした。心臓バクバクでした。Best speakerで自分の名前が呼ばれたとき、体の震えが止まりませんでした。

（りお）るいちゃんの名前が呼ばれた瞬間、めちゃくちゃ喜びました。そのあとのことはあんまり覚えていません（笑）

（るい）優勝チーム発表で一橋の校章が残ったとき、反射的に涙が出ました。今までのことを思い出しちゃって感極まりました。ディベートでうれし涙を流す日が来るなんて思ってもいませんでした。（単に私が涙もろいだけかもしれませんね。）その直後にりおさんに電話をかけましたが、着信拒否になり、一気に青ざめましたが、その後すぐにりおさんから電話がかかってきて、りおさんも感動で手が震えて間違えて拒否ボタンを押してしまったと言われて、安心しました。泣きながら電話をしました。

（りお）確かに。そんなことやらかしてました（笑）。着信拒否してごめんね（笑）。

【先輩後輩で組む際に感じたこと from 後輩】

≪先輩にやってもらってためになった&嬉しかったこと≫

・まず、練習方法を変える提案をしてくださったこと。これが画期的でした。今まではノート（アナログ）＆ラウンド練を闇雲にこなしていたのを、　google document（デジタル）＆スピ練プレパ練中心に切り替えました。確かにラウンド練に比べてスピ練プレパ練は華やかさに欠けるかもしれませんが、実力を伸ばす＆ペアとの距離を縮める　において、とても効果的な練習方法だと気が付きました。

・ラウンド練の試合前に毎回googleドキュメントを送ってくださったし、スピ練やラウンド練で使用したドキュメントをジャンル別にフォルダに綺麗に保管してくださった。

・本番が近づいた時に、モーションで出そうなホットな時事ネタ一覧を送ってくださった。

・何事も行動で表してくださった。　気が付いたら前日のラウンド練・スピ練のドキュメントにマターがたくさん足されているなんてことは山ほどあって、それだけではなく色んなモーション分析の資料も作成なさっていて、自分も頑張ろうと思いました。

・ラウンド練があったら毎回試合後にdocumentの最後に（反省）欄を設け次回に生かせることをメモしたりお互いのミスを書いて励ましあったりしました。Documentのコメント機能もよく使いました。次のラウンド練はその反省点を解消するのを目標にしました。一ヶ月弱でやっと自分たちなりにドキュメントを使いこなせるようになった気がします。

・練習でも本番でも、励ましのlineや電話をいただきました。嬉しかったです。和みました。

≪先輩と組む際に自分がやったこと≫

・ペアとして機能するためには信頼関係が不可欠なので、最低限の礼儀は守りつつ思ったことは遠慮なく言う努力をしました。特にスピ練やプレパ練にて二人で練習するとき、先輩が練習で何か学ぶには後輩からの指摘・意見しかないので、違うかな細いかな屁理屈かなと思ったことでも提案するように努力しました。しばらくすると先輩に意見を言ったり改善点を言ったりすることに抵抗が少なくなりました。それによって本番プレパ中も、先輩の出すマターに対してもわからないことには「わからない」と言ったり、自分でextensionできなそうなところは「先輩ここ埋めてください」と投げられたりできるようになりました。（※優しいりおさんだからできたことですね。）

・特にclosingではメンバーである自分が率先してプレパを進めなければならないので、プレパ方法の改善点を自分から提案するように意識しました。サインポストの順番、rebuttal・extensionの型・Whipで強調してほしい部分のハイライトの色など、本当に些細なことばかりですが・・😂

・Openingで先輩がfirstでマターを出すのに専念しなければならない時は、特に正確なモーション読解やマクロ的な勝ち筋の発見に努めようと役割分担を意識しました。（意識しただけで、結局全然できませんでした。瞬時に勝ち筋を見つける訓練を積まなければなりませんね。）

・練習毎にドキュメントを送ってくださる際や大会本番ではレジなど、些細なことでも情報共有と感謝を忘れないようにしました。積極的にコミュニケーションを取ることを意識しました。（好きでやっていたんですけどね。）

・先輩が期末テストなどでプレパ練・スピ練ができない時は、同期に一緒に練習して欲しいと頼みました。オンラインでもオフラインでも付き合ってくれたゆきちゃん、りょーせいくん、田中さーちゃんをはじめとする一年生のみんなありがとう。。！プレイスメントテストの日に1年生で屋外で青空ディベートしたのとても楽しかったよ。豪雨の日も練習したね。

〜先輩にキャリーしていただいて〜

ディベート経験者の方は「当たり前じゃん。それがキャリーだよ。」とおっしゃると思うのですが、スピーカースコアについてです。スピーカースコアの高低によって、ディベーターは個人賞を獲得できるか否かが決まります。しかし、スピーカースコアは、その場で繰り出されたスピーチの出来だけを反映するものであり、そのスピーチが作られるまでの工程を含むことはありません。　私がメンバーをやったclosingは、プレパ中のマターとrebuttalの多くはりおさんが投げてくださったものでした。りおさんの尽力はとても大きいのに、スピーカースコアはもちろん私にだけしか加算されません。一方りおさんがwhipをなさった時、私が送れたrebuttalは一つか二つだけでした。そうするとりおさんの点数は伸びなくなる。ずっと情けなかったし、申し訳なく思っていました。明らかにキャリーされているのに、点数上にはその差があらわれない。本当に強い人が真っ当な評価を得られない。それが苦しかったです。それなのにりおさんは、嫌な顔一つせずに、毎回一緒に親身にプレパをしてくださり、相手のスピーチをよく聞いてrebuttalも投げてくださりました。さらに「こうして欲しい」とお願いしたら毎回必ず応えてくださいました。チームの勝利のためにりおさんがしてくださった行動、思い出すだけで泣きそうになっちゃいます😭ううう・・私もそんなディベーターになりたいと思いました。チームの勝利のために自分がすべきことを見極めるというのはとても難しいことかもしれませんが、早くできるようになりたいです。これからはwhip（と苦手なfirst）にも挑戦して、広い視野を持った人になりたいです。🔥なんだかかたい文章になってしました。

(りお）なんか私すごい天才ディベータ―みたいな書かれ方してますね。実際はこんなすごくないです（笑）。後輩をサポートしつつ、自分も後輩がやり残した仕事を取りこぼさずに上手く回収して自分のスコアも伸ばし、チームを勝ちに導けるのがすごい先輩だと思うので、いつかそんな風になりたいな～と思います。

【最後に】

（りお）

今まで全然プライズとか取ってこなかったので、Rookie Championになれたのはとても嬉しいし、なにより後輩のるいちゃんとこの成績を残せたことがこの上なく嬉しいです。ディベータ―として、まだまだ全然足りないところばかりですが、大会でもジャッジの方々からたくさんのフィードバックをいただいたので、それらも参考にしつつ、これからもっともっと強くなっていきたいです。

≪謝辞≫

一緒に練習してくださった方々、ジャッジをしてくださった方々、応援してくださった方々、運営の方々、本当にありがとうございました。