いやあ、寒くなってきましたね~~(唐突)
勉強中や仕事中によく聴いているラジオ番組の始まりが、最近絶対に「寒いですね~」なので、それに合わせてみました。広報のあやのです。
さて今回は10月中旬に行われたUmeko Cup(梅子杯)のブログです!
(大会の詳細は、後輩ちゃんたちが解説してくれてます!)
この大会では部内選考があったのですが、その時の後輩たちの緊張していた顔つきが忘れられない先輩です…緊張とは反対に、大会ではみんな好成績を残してくれました!
以下、結果と後輩による振り返りです!
今回みんなかなり気合が入ってます😂ぜひ穴が開くまで読んでね~笑
【Umeko Cup 2021】--------------------------------
7th Breaking Team
-Hit-U RH(Ryosei, Hikaru)
8th Breaking Team
-Hit-U RY(Rui.A, Yuki)
-9th Open Best Speakers
Rui Aoyama, Hikaru Yamaki
-5th Rookie Best Speaker
Ryosei Kobayashi
-Breaking Adjudicators
Suzune Okada
Rio Yamada
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それではどうぞ!!!
<梅子杯 ~全国1年生最強決定戦~>
10/16,17に梅子杯が行われました。梅子杯とは、各大学から2チーム(4人)までしか出場することができないNA大会、いわば1年生最強戦です!それぞれの大学で出場するディベーターを決めるためのトライアウト(選考)を行い、その中の上位4人が梅子杯に出ることができます。
4人みんなで書いたら長くなりました…どうか最後までお付き合いください。
【自己紹介】
・りょーせい
最近他インステに入り浸っている小林です。書くのはエリザベのブログ以来なので、あまり面白いことは書けない(exclusiveではない)ことをご了承ください。
・光
社会学部1年の八巻光です。アメリカに3年半いました。高校の時はWSCなどに参加していたのですが、本格的なディベートを始めたのは大学生からなので、まだよちよち歩きの赤ちゃんです。最近練習に参加していない、、、秋T
にも僕以外の梅子のメンバーはみんな出ていました。。すごい。。でもそんな八巻は意外と真面目なんですよ!GLP(グローバルリーダーズプログラム)の面接に出るために免許合宿をずらしちゃうくらいなんですよ!
・ゆき
法学部1年の水村優希です。4年間、米国に住んでいた帰国子女で中高で英語ディベートは少しやっていましたが、今回の梅子杯で行ったNA式英語ディベートは大学で始めました。ひっちゅー入部当初から憧れていた梅子杯に出場できる機会を幸運にも頂けて夢のようでした!
・るい
法学部1年の青山瑠泉です。中高で2、3週間の英国短期留学に計3回行きましたが、ディベート界ではこれを「海外経験」だなんて口が裂けても言えませんね。ディベートは大学生になってから始めました。4月は怖くて練習に一回も参加できなかったので、正式には5月から始めました!キャプテンのりおさんがだーいすき。
【出場経緯・ロールなど】(By るい)
9月4日に行われたトライアウトによってこの4人が決定しました。チーミングは秒で決まりました。出場が決定した瞬間は嬉しさもありましたが、まさか自分が選ばれると思ってはいなかったので気が動転してゆきちゃんに電話をかけたのを覚えています。ゆきちゃんはそれに動揺していました。その後、他のひっちゅー1年メンバーやキャプテンから頑張ってねとlineが届き、じんわりしていました。直前になると、ほぼ毎日のように、キャプテンをはじめとする2年生の先輩方が練習を見てくださりました。夜遅くまで。丁寧なフィードバックや資料を送ってくださり、それを何度も見返しました。感謝しかないです。ロールは、ゆきちゃんも私もセカンド人間だったので、練習も本番も二人でファーストとセカンドを交互に繰り返しました。お互いファーストになったとき緊張でピリピリしてて面白かったな。目指せ二刀流。
<1日目>
R1:From the early
stages of education, THW divide children based on ability instead of age.
・RH byりょーせい(Gov, Win)
古典ですね。Education系のmotionは好きでも嫌いでもないのですが、イラストが苦手なので、具体的に生徒がどういう心理状態にある/おかれうるのか分析量は意識的に増やしました。
・RY byるい(Gov, WIn)
THW allow gifted students to skip their grades とTHW introduce grade retention in compulsory education.を混ぜたような内容を話し、無事勝利することができました。
R2:THBT elected politicians should
not resign due to immoral
but not illegal
behavior (e.g. adultery
in Japan, derogatory comments)
まさかのひっちゅー戦でした!😰
・RH by 光(GOV, Lose)
やってしまいました部内戦です。梅子は各インステ(大学)2チームまでしか出れないのでここで当たるのは渋いです。実は、ラウンド間梅子メンバーで電話してた時にるいゆきのチームの絵文字が温泉であること知ってしまったんですよね。アロケ出た時に僕らの絵文字の目👀と温泉♨が横並びになっていて絶望しました。いやん。Govということで、immoralな行為だけでは政治家の信頼が損なわれないことと、政治家は別に人々のrole modelとして生きているわけではなく、政治家としての仕事ができていれば行動に問題はないという2点を立てられるようにがんばりました。。。今大会の予選では1番テンション高めにスピーチして負けたのでまぁしゃあないなって感じでマインドを切り替えました~。
・RY byゆき(Opp, Win)
Zoomのブレイクアウトルームに入った途端、RHチームの名前が見えてうわああああああ嘘でしょうううううってなりました。RHチームは全チームの一番応援していたので、一番当たりたくなかったのですが、タブソフトウェアはそんなの理解してませんよね(当たり前)。去年の先輩方も部内戦があったそうです。RH対RYラウンドは数えきれないほど練習でやりましたが、確率は五分五分だったので、やるしかない!と思いながら今回もラウンドしました。私たちOppは、政治家と裁判官を比較したり、国民の信頼が政治家のこのようなimmoral but not illegal behaviorで落ちることをイラストしました。特に後者はばちばちにクラッシュしてますね。リバッタルで言ったことをアーギュメントにすれば良かった、とジャッジの方から後にご指摘を頂き、全く気づけなかったのが悔しかったです。その反面、長らく苦手だったプリンシプル(んでりょうせいの大得意)が評価されて嬉しかったです💗私もるいちゃんも法学部生なので、共に夏に取った憲法の授業が役立ちました。只野先生ありがとうございます。
R3: TH prefers the world in which anonymous posting on the Internet is prohibited.
・RH byりょーせい(Opp, Win)
これもよく見るヤツですね。ban anonymous writingとか、その他Social media系のmotionの考え方と基本は変わらないかなと思い、とりあえずひたすらパラダイム間の差分を意識して話しました。メインのコンテクストはやはりSocial mediaになったので、どのような個人の生活にanonymous writingを必要とする場面が存在し、それがどの程度重要なのかを1stの段階から詰めました。SNSじゃないと上司の愚痴もいえない限界サラリーマンはどうするんですか⁉みたいなよく分からない分析を投げつけた記憶がありますが、なんとか勝つことが出来ました。正直、anonymous writing系はGovがめっちゃ苦手なのでサイドも味方してくれました。
・RY byるい(Gov, lose)
モーションの読解でつまずいてしまいました。。。THW ban ではなく、THP
a world モーションなので、「今になってインターネットの匿名性を剥奪する」ではなく「インターネットが開発された当初から、全てが匿名ではない世界」を描かなければなりませんでした。初歩的なミスを犯してしまい、ゆきちゃんと反省しました。でも、憧れのKDSの方々と戦うことができて光栄でした!セレブリティー(※有名なディベーター、オーソリティーのこと。ゆきちゃん語。)万歳👐
R4: THBT minority parents should
shelter their children
from the existence of racism (e.g. limiting
access to books or movies which contain racist content, far-right newspapers etc.)
・RH by光(Opp, Win)
いやぁ、ここで負ければブレイクできません。きちいです。相手は銀杏でブレイクしていたTiTechの方々で、気を引き締めていきました。Govということで、mental harm の話の分析を深めることと、幼い子どもを shelter することのuniqueness の説明に重きを置き、相手が言ってくるであろう子どもがracismを知っていたとして何ができるのかという話への反論を考えながらプレパを終えることができたのでよかったかなと思います。結果的にあまり反論の方はうまくいかなかったのですが、メカニズムと説明量の比較優位が取れて勝利することができました!(サイレントラウンドだったので結果を知ったのはBAですが。。。)
・RY byゆき(Gov, Win)
R3ですでに負けてしまったので、R4も負けたらブレイク(=次の日の本戦に進むこと)できない背水の陣状態で臨みました。相手の京大お二方(のちにルーキーチャンピオン受賞されてました!!すごい!!さすがです👏)、つよつよでした。なんでR4ってこういうマイノリティー系モーション多いんでしょうね。具体的にマイノリティーの人たちが傷つく状況を考えたいのに、疲れて頭があんまり働きません。辛い。APでは人種や宗教上のマイノリティーが確固としたアイデンティティを確立するチャンスがある、という点を必死にゴリゴリゴリ押ししました。超スライトで勝てたのですが、改善すべき点は山ほどありました。るいちゃんが最後に4分間で5-6分の内容を詰め込んだ、史上最速のリプライスピーチをしてくれたおかげで立ったと思います。隣で見てて圧巻でした。
・ブレイクアナウンスメント(by ゆき)
銀杏杯・Gemini Cupで一緒に出たまやとるいちゃんと3人での楽しい夕食後、ブレイクアナウンスが始まりました。R4は結果が試合直後に発表されないサイレントラウンドだったのでとても緊張しました。RYチーム、RHチームともにR4で勝っていなければブレイクはほぼ不可能だったからより一層です。るいちゃんと一緒に覇気を高めるラジオ体操を踊って気を紛らわせました。練習試合を何度かして散々お世話になったUTDSの両チームが上位(1位と4位!ほんとに凄い!おめでとうございます😍))にランク入りしていてるいちゃんと盛り上がっている時に、RHチームが呼ばれ、更に盛り上がりました。続けて私たちのRYチームも呼ばれ、両チームともブレイクの目標を達成できて純粋に嬉しかったです。4人で奇声を発し続けました。非常にお忙しい中、合間を縫いながら沢山練習を見てくださった先輩方の期待に少しでも応えられていたら大満足です。
<2日目>
Open Pre-Quarter Finals: THS conscription
・RH byりょーせい(Opp, Win)
ブレイクを喜んだのも束の間、2日目の初戦から相手はつよつよのチーム。motionは難しめ。朝イチからハードな状況でした。(ちなみにこのタイミングでconscriptionという単語を覚えました。英語勉強しようね??)Govがしてくるであろう国防の不足の話にどう返せば良いものか、プレパ中に有効な反論が思いつかず焦りました。もしコンテクストをガチガチにされていたらかなり危うかったですが、試合の展開は徴兵制一般の是非を問う流れになり、個人のBody autonomyとChoice Principle(プラ依存)と兵役逃れのための自傷行為の危険性(best case)、そして申し分程度のmental harmをなんとか立て、勝つことが出来ました。
・RY byるい(Opp,Win)
勝ちはしたものの、兵役によって失われるキャリアの重要性を詰め切れませんでした、反省。これは完全にOppサイドに有利なモーションで、正直govになっていたら良いマターが思いつかなかった気しかしません。もし圧倒的不利なモーションでも勝てるようになりたいと感じました。
Open Quarter
Finals: THBT the feminist movement should oppose popular fairy tales which portray
traditional
gender roles.
・RH by光(Gov, Lose)
相手つよつよでした、、笑 僕たちは子どもの頃におとぎ話に影響を受けたアイデアおよび思想がどのように大人になるまで受け継がれていき、最終的に人格形成にまで影響を与えることの説明を重要視しすぎて、feminism movement への backlash が起きにくいことの説明ができていなかったかなぁと思います。銀杏でも上位ブレイクをされていて、憧れの相手でもあったので、QFで対戦できて本当に嬉しかったです!!
(負けてしまいましたが、ここに来て初めてクラゲさんのmotionにたどり着くことができて、まず嬉しかったです。Gov としての分析は十分に出しましたが、Oppサイドとは比較とEngageの量で差がついたのではないかなぁと思います。by りょーせい)
・RY byゆき(Opp, Win)
きた!!ついに!!UTDS!!特にTokyo YYは、私は若葉杯でもGemini Cupでも対戦した因縁の相手でした。ブレイク一位と対戦できてただただ光栄でした。そんなつよつよTokyo YYに勝てたのは、運による部分が大きいです。実はこのモーション、Gemini前のAsian練習でやったモーションと一語一句同じでした。そのおかげでプレパではアーギュメントが開始10秒で決まり、時間の殆どを細かいメカニズムを詰めることに費やせました。私たちOppはGovのメインだった「Fairy talesの価値観が子供に刷り込まれ、成長したらその価値観に沿って行動する」点にダウトをかけることに集中し、フェミニズム運動へのbacklashのリスクをイラストしました。手応え的には相手の点を削り切れていたか不安が残ったため、QFの結果発表はどきどきで迎えました。この勝てた瞬間とブレイクが梅子で一番嬉しかった~!でもやっぱりUTと対戦できて楽しかった、、、いつかジョイント組んで一緒に大会出るのが密かな夢です(小声)
Open
Semi-Finals: THBT developing countries should prioritize reducing wealth inequality (ie. taxing the multinational
corporations, investing in infrastructure in rural areas) over GDP growth (ie. reducing taxes for multinational corporations, investing in business in urban areas).
・RY byるい(Opp, Lose)
合同練習をさせていただいていたUTDSのえみちゃん・はるかちゃんとセミファイで戦えたこと、本当に嬉しかったです。でも負けてしまいました。MNCは現地民を搾取せずにきちんと途上国の発展を助ける/途上国政府だけではインフラ開発をそこまでできない/田舎より都市のインフラ開発を優先した方が人々のためになる、 という点を示し切れていなかったからです。シンプルに、知識・実力不足。developing
やeconomy、IRは特にマター勝負なので、もっとリサーチしなければなあと反省しました。でもゆきちゃんも私もその時のベストは出し切れたので、悔いはない試合 でした!ゆきちゃんのマシンガンスピーチ、隣で聞いていて本当に頼もしかった😄
・大会を終えて(by るい)
個人的な梅子杯の目標はブレイクすることでしたが、なんとひっちゅー両チームともブレイクできたし、しかもそれぞれquarter finalist, semi finalistになれて、本当に本当に嬉しかったです。他の三人は違うけれど、私にとっては初めてのブレイク体験でした。二日目があるということが感無量でした。これからもひっちゅーのみんなといっぱいブレイクしたいな。それに、Wakabaや銀杏などの大会で、一方的に名前を知っていてオーディエンスとして拝聴させていただいた方々とたくさん試合ができて、とても幸せでした。これからも、仲間やコミュニティーを大切に、結果が出なくても地道に努力を重ねていこうと思いました。(作文)最後に改めて、パートナーのゆきちゃん、光くんりょーせいくん、温かい言葉をかけてくださったひっちゅーのみんな、たくさん指導してくださった先輩、一緒に練習してくださった他校の方々(UT, ICU, Tsuda 様など)、大会に関わった全ての方、本当に有難うございました!
p.s.「ディベートが最大の娯楽」という名言を残し、いつも冷静だけどたまに大暴走するゆきちゃんが大好きだよ。愛おしいよ。ゆきちゃんと組めて嬉しかった。また一緒に大会でようね!
p.p.s. 本当にまた一緒に大会出ることになりました。梅子ReunionでKK-Cupに出るので頑張ります。楽しみ! (ゆき)
それでは最後に写真です!
4月からはもちろん、梅子杯出場が決まってからは毎日のように(曜日によっては一日に数回??)ラウンド練やプレパ練に付き合って下さった2年の先輩方(の中でも特に上の4人!💓)への感謝と愛で溢れています。「今夜/明日/今から練習見て頂けますか…?」ラインを送った回数は数え切れません笑
本当にありがとうございました、全員大好きです!!(ゆき)
梅子に出た1年
2日目のクロージングセレモニー(デニーズで見ました)るいちゃん撮影📷
ひかるカメラ目線だね←やばい俺コンタクト入れてないし終わった。。。
るいちゃんと一緒にマスカットのデザート食べました!美味しかった!(ゆき)
終わり。