Evergreen Cup 振り返り ~1年生judgeの奮闘記~

最近家ではコーヒーと豆乳を1:1で混ぜて飲み、
3日に1回通うスタバではめっぽうソイラテしか飲まない、
広報のあやのです。
※こないだ気づいたら豆乳1Lを1日で飲んでました、衝撃

さて、今回はEvergreen Cup、通称「えばぐり」のブログです!!

今回は、1年生ながらジャッジとして出てくれたりょーせいが書いてくれました!!
本人もディベータ―で出ろよ!!と自分で突っ込みを入れてますが(本文みて👍)、いつかbest adjを取りたい(取れるはず‼ by広報あやの)彼ならではのブログになってますので是非に~



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Evergreen Cup 2022

-Rookie Grand Finalist
明太子送ってくれてありがとう!(Rui,joint)
-Rookie Pre Grand Finalist
2024パリオリンピック日本ディベータ―代表(Yuki, Yuta)
チーズラーメン(Sae.M, joint)
-Rookie shining best speaker
7th Rui Aoyama

Congratulations!!!

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こんにちは。三鷹の森に魂を売りつつ九州との外交に勤しんでいるHit-U1年の小林です。油断していたらなんとエバグリのブログ執筆依頼が舞い込んできたので、大会前の期間も含めて、ざっくりといろいろ書いていきたいと思います。1人でブログ、初めてなので変な感じですね。ディベーターのブログって意外とみんな読んでる(少なくとも自分はよく読む)ので、気恥ずかしいですが、誰かの暇潰しになれることを祈ります。



さて、Evergreen cup。BP NoviceとOsawa Cupの流れを汲んでいるという(TD談)、上級生と下級生のチーミングを主とした大会です。はい。。。


お前はディベーターで出ろよ!?っていう感じですよね。分かります。落ち着いてください。


何もなければもちろんディベーターとして出る予定でしたとも。なんと言ってもTDは我らが大クラゲ帝国君主のクラゲさん(辺境伯としては馳せ参じなければ..!)、その他コミの面々、ACの方々、非常に豪華な素晴らしい大会です。


そんな大会に私がジャッジとして出ることになった理由は、一言で言えば「ディベーターから逃げたかった」からなんですよね。お恥ずかしながら。


話はちょうど秋T~紅葉杯頃に遡ります。少し長くなる気がしますがご容赦ください。


さてさて、私が所属しているひっちゅーというインステなんですが、とても暖かく優しく、気遣いにあふれた素晴らしい環境で、なおかつ私は意識の高い同期に恵まれ、その多くが活発に大会に参加しているという、なんとも得難い場所なのです。それもこれも、運営代の先輩方の努力や同期の頑張りの賜物です。すごい!


ところが、私は素晴らしい先輩や同期たちとは違い、そんなに人間ができていないので(これはマジ)、結構自分と他人を勝手に比べて勝手に落ち込んだり、素直に心の底から他人の成功を喜べなかったりします。自分の思うようなスピーチが出来なかったり、結果も付いてこなかったり、自分よりもちゃんとコツコツ頑張って結果を出している人と無意識に自分を比べてしまったり...100%自分の思い込みでこんなことになってたと思うと笑えてきますけど、その時はそこそこディベートが楽しくなかったみたいです。


そんなこんなでいろいろ思うところがあって、一旦ディベーターから距離を置こう!と決心しました。このままだとほんとにこのディベートとかいう愛すべきクソゲーを愛せなくなってしまうのでは、という危機感も覚えていました。でもディベート自体から離れるのは負けた気がして嫌だ!(バカ)という考えもあり....。思い至ったときには、「そうだ、ジャッジしよう(阿呆)」状態でした。そんな流れから、AWCのジャッジトレイニ―、JBPの提供ジャッジ(?????)、そして今回のEvergreen cupの提供ジャッジという、短期間に3つの大会でジャッジをしました。


結果としては、AWCはBest Trainee、JBPは0.2点差でブレイク落ち、そしてEvergreen cupでは7.9点でなんとかブレイクし、インステコンフリクトを潜り抜けてGFまでのブレイクラウンドを全てジャッジさせていただきました。本当に全てが自分にとって素晴らしい経験でした。本当にありがとうございました。


Evergreen cup当日について少し書くと、R2でチェアになったっきり、ずっとパネルで正直ブレイク落ちしたなぁと思っていたのですが、何とか生存することができました。一緒にジャッジとしてラウンドを見ていた方々は、1年生の自分にとっては雲の上の存在で、アロケを見て正直萎縮した部分もありました。ただ、その点に関してはJBPでのジャッジ経験がかなりプラスに働き、落ち着いてジャッジディスカッションに臨むことができたかなとも思います。あと、ディベーターのみんなのコスプレが、心の余裕を産んでいました。ゲンドウさんありがとう。


ちなみに大会のMotionたちはこれ。個人的にはR3と、Pre-SFのMotionが好きです。

R1:THW criminalize school bullying

R2:THBT commercialization of international sporting events (e.g. Olympic games) does more harm than good

R3:TH Opposes lethal autonomous weapon systems.

R4:THBT developing countries should require citizens to work for a certain period of time in their country of origin after graduating from university.

Pre-SF:TH Supports the increasing prevalence of nihilism among young people.

SF:THBT NATO should actively accelerate the approval of Ukraine’s membership to consolidate deterrence against Russia.

GF:TH Prefers a world in which the industrial revolution has not happened



最後にジャッジ全般について自分が思ったことを少し書いて結びに代えたいと思います。


春先から夏まで、漠然とジャッジってかっけぇなぁ~って思っていました。きっとこの人たちには自分では到底思いつかないようなArgumentが見えていて、たくさん知識があって、凄い人たちなんだろうなと、勝手に過剰にGlorifyしていました。気が付いた頃に自分がジャッジになってみると、少なくとも自分はそんなに凄い人間ではありませんでした。でも、ジャッジはそれなりにできているし(主観)、楽しいとも思えています。


考えてもみてください。自分の何倍もディベートに時間をかけて、たくさん勉強して練習して、大会に出て、、、そんな凄いディベーターたちが本気で自分を説得しようとしているっていう状況、とても贅沢かつワクワクしませんか?自分が普通に大会に出ているだけでは到底出合えないような、追いつけないような方々のスピーチをたくさん聞けて、そのうえでそのラウンドの行く末を決めることができてしまうとは。なんてお得なんでしょう。何よりディベーターと同じくらい、ジャッジも競技のプレイヤーでした。ブレイクするかしないかに関わらず、目の前の、確実に自分よりも賢い経験豊富な相手をどうやって説得するのか、なおかつディベーターよりもはるかに短い準備時間(ジャッジディスカッション)しかあたえられていない状況下で。とってもヒリヒリします。



いつか、ディベーターとして、ちゃんと同じ場所で戦いたいなという気持ちもありつつ、今はしっかり練習して、認めてもらえるようなディベーターになれるようにコツコツと頑張っていきます。(いつかBest adjも欲しいな...)