写真とともに振り返るKanto Debate Open 2022

こんにちは!Hit-U広報のたなかさえです🌷

ひっちゅー春のブログ祭りも盛り上がってきましたね!!今回は、ひっちゅーの名物3人組(自称)、Ohana畑によるKDO振り返りブログです!とっても長いです!これ、書き上げるのに5時間かかったらしいです(白目)。笑いあり、涙あり(?)、写真も盛りだくさんの超大作、最後まで読んでいただけると嬉しいです😊


Kanto Debate Open 2022 Results 

《Team Prize》 

1st Reserved Rookie Breaking Team ▶︎ Ohanaは喋るだけ!戦わない!(Sae.M, Rui.A, Sae.T) 

2nd Reserved Rookie Breaking Team ▶︎ ICU A (Ryosei, joint) 


《Speaker Prize 》 

2nd Best Rookie Speaker ▶︎ Rui Aoyama 

5th Best Rookie Speaker ▶︎ Ryosei Kobayashi


[はじめに〜Ohana畑よりご挨拶〜]

はじめまして、Ohana畑と申します。私たちはHit-U新2年3人からなるAsianのチームで、KDOはGemini CupとAsian Bridgeに続きこのチームでの3度目の大会でした。メンバーそれぞれは以前にもブログに登場していますが、チームとしては初めてのブログになります。

今回私たちは1勝しかしておらず、ブレイクもしていませんが、「結果報告はtwitterでできるけど、ブログに反省やその時の様子を綴っておくことに意義がある!」という持論に基づき、勝手にブログを書かせていただきます。

ちなみに勝手にインスタグラムもやっておりますので、全国のディベーターの皆さまは是非、「ohana.piencious」で検索してください。(がめつい。でもきっと楽しい毎日とディベーターのリアルが見られるはず!!)

  

[自己紹介]

◎さえ🌺

 ハイビスカスだーいすき、商学部新2年の前田佐恵です。3回目のブログです!

私は1stしかできない人間なので、いつも通り1stをやらせていただきました。苦手なWhipはさーちゃんに、Replyはるいちゃんにやってもらいました(いつもごめんね)。なのにAsianは1stのスコアが一番高くないといけないという話を聞いて軽く絶望しています!大好きな2人と出られたKDOは、とっっっても楽しかったです!!


◎るい🌸

 サクラだーいすき、法学部新2年の青山瑠泉です。6回目のブログです!

今までOhanaで大会に出場するときはなんとなくずっとwhipをしていたのですが、今回初めてAsian Deputy(& Reply)に挑戦しました!First(少し苦手)じゃないのにコンスト(好き)できて、大好きなダブルさえにも挟まれて、とても居心地よくて楽しかったです。二人の有難みを実感しました。


◎さー🌷

 チューリップだーいすき、経済学部新2年の田中颯瑛です。2回目のブログです!

今まではdeputyをやっていましたが、KDOでは人生初のAsian Whipに挑戦しました。チームへの貢献度は★☆☆☆☆で苦々しいWhipデビューとなりましたが、BP Whipに初挑戦した2月末のKKに続き、今まで逃げ続けていたWhipと向き合うことができて良かったです!そしてさえるいのおかげでとーーーっても楽しい試合になりました(⋈◍>◡<◍)。✧♡愛!

(ちなみに、さえが2人いるので私は「さー」と呼ばれています!🏓)


[大会まで]

Ohana誕生秘話(るい)

1年生の夏ごろ、Gemini向けのチーミングが同期内で進んでいくなか、自分も興味あるし出てみたい!と思い、思い切ってダブルさえに声をかけてみました。ダブルさえとは7月にひっちゅー同期で行ったピクニックで意気投合し、さえちゃんとはWakaba Cupと Icho Cup,さーちゃんとはK Cupに一緒に出場していたので、コロナ禍の1年生の夏にしてはお互いかなり面識ある状態だったと思います。

「花を咲かせる元気さ」「花粉で人を困らせる」という意味を込めて、チーム名は「お花畑」に決定しました。そして12月にお花畑は、「3人がずっと家族のような存在でありたい」「関わってくださる方々全員が家族のように温かい」という意味を付加し、「Ohana畑」に改名されます。(Ohanaはハワイ語で家族!ってスティッチが言ってた。by高3の時に受験勉強しないでハワイ語をかじっていたさえ(そしてハワイ語はもう全て忘れた))これからも副題などで、Ohana畑は常に進化を遂げていきたいと思っております。


これまでのOhana(さー)

Ohanaが爆誕してから、私たちは9月のGemini Cupと2月のAsian Bridgeに出場しました。

玉砕覚悟で参加したGeminiは2年生大会なので強敵揃いでしたが、様々な運に恵まれ、4ラウンド中3勝しReserved 1stをいただくことができました。ただこの時はスピーカースコアは芳しくなく、楽しかったけれど反省点の多く残る試合となりました。Geminiが楽しかった&次こそはブレイクしたい!という気持ちがあり、アジバシへの出場は秋の時点で決まっていました。Geminiからアジバシまでの期間で「アジバシ楽しみだね~」って話を1万回くらいしました。BPシーズンに突入してしまい3人でAsian練習をする機会は全くなかったけれど、定期的にご飯に行ったりLINEをしたりしていたおかげで、私たちの最大の武器「仲の良さ」は無事保たれました。そんなこんなでアジバシシーズンがやってきましたが、実は直前一か月に常に誰かが免許合宿(@佐賀×1、@千葉×2、うちひとり仮免不合格により延泊)に行っていた関係で3人での練習をほとんどできませんでした。その結果、2勝1敗はしたもののスピーカースコアが足りずプライズを取ることはできませんでした。いつも全力で楽しんでいるけれども、惜しいところで終わってしまう、それがOhanaのこれまでの特徴です。


KDOを前に(さえ)

KK Cupでるいちゃんが見事優勝しましたが、実はKKのクロージングセレモニーをるいゆきとダブルさえで一緒に見ていました。ゆきちゃんが地域交流練習会に出るために帰宅した後(大会の直後もディベートするゆきちゃん、ディベート狂(フリーク)で大好きbyさー)、3人で、来週はKDOだね〜という話をしました。これまでの2大会では、1stさえ、2ndさー、whipるい、replyダブルさえで順番(ラウンド数が奇数の時は当日ジャンケンで勝った方が多くやる)でした。しかし、これは特に深く考えずに決めてしまっていた(Replyの決め方の雑さを見れば明らか)ため、本当にこのままのroleでKDOに臨むのが良いのか改めて考えることにしました。それぞれの得意不得意や、最近の大会でのroleについて話し合い、変えてみるのもありなのではないかという結論に至りました。3つの選択肢が生まれましたが、KKからKDOまでは中5日。しかもバ畜が2人もいるので全てを試すほどの時間はありません。ベストなロールが何かわからなかったので、他力本願なOhanaはインスタのストーリーズでアンケートを取りました。予想を上回る数の回答をいただき、ありがたく参考にさせていただきました。

アンケート結果と3人での話し合いを通じ、さえ→るい→さー (Replyるい)で試してみて、上手くいかなければ元に戻そう、ということになりました。さえるいでよく大会に出ていて2人でコンストすることに慣れていたこと、さーちゃんがRFDが上手なのでwhipに向いているんじゃないかということなどが主な理由です。


roleが決まったのがギリギリすぎて、一度もラウンド練をできないまま、R1がさーちゃんのAsian Whipデビューになってしまいました!それなのにKDOはものすごくレベルの高い大会だった(ダブルさえはるいちゃんに誘われてあんなにすごい大会だと知らずに出ると言ってしまった。けどいい経験になりました。)ので、相乗効果でものすごい恐怖心に震えながらKDO当日を迎えました。



[大会1日目]

R1~ムエタイ Jumpy Jumpy~ Opp, win

1.THW ban child Muay Thai competitions 

2.TH, as a parent, would raise their child to have a pessimistic outlook on life

3.THW allow people raised in isolated communities (e.g. Amish, Hasidic Jews) to sue their communities for losses caused by their lifestyle

→1 (vetoは3つめ)

両ベンチとも、ムエタイとは何なのか(brutality, cultural backgroundなど)について全く触れないまま話が進み、全体的にcontext explanation が欠けてしまっていました。また、logic jumpが多く、likelihoodにダウトがかかるものだらけになってしまったのも反省点です。KDOへの恐怖を拭えきれていなかった私たちに明るくフィードバックを下さったチェアの方の大ファンになりました。今後ともよろしくお願いいたします。


(さえ🌺)choiceをbanできるクライテリアを提示した上で、child Muay Thai competitionsがクライテリアに当てはまらないことの証明を試みました。また、貧困家庭の子どもたちにとってbanしないほうがいいということのイラストを頑張りました。大枠を提示したものの、メカニズムが詰まっていない部分が多く、logic jumpが大量発生してしまったので反省しています。

(るい🌸)反論はとっていただけましたが、新しく出したprincipleが全く詰まっていませんでした。いきなり変なprincipleだすな!

(さー🌷)人生初Whipでした。ラウンドの分析→リバッタル→自分たちが守りたい各ポイントの重要性の説明→自分サイド優位の証明(比較)、という順番で話すことを試みました。しかし、ラウンドを聴きながらスピーチを作ることに慣れず混乱し、かなりごちゃったスピーチになりました。それでも言いたいことは何とか言い終わったつもりでしたが、提示しようとしていた例を言い忘れていたり相手の反論により削られたさえるいのスピーチをうまく埋めきなかったりしてとても雑なスピーチをしていたことに、RFDをいただいたとき気付きました。ぶっつけ本番は本当に良くないです



R2~marginはcrystal clear~ Gov ,lose

1.THBT the state should fund the creation of, and access to, realistic androids that simulate romantic relationships.

2.THW force automated car manufacturing companies to design an algorithm that generally prioritises the safety of pedestrians over the safety of the passenger in case of an accident 

3.THP a world where all contracts are forcibly executed by magical power

→3 (vetoは2つ目)

チェアの方いわくこのラウンドは、Govは契約の不履行によるharm,Oppは契約が変更することができないことによるharmを話し、具体例勝負とのことでした。私たちは、その具体例というのが圧倒的に欠けていて、「richの手により作られた契約はSQでもほぼ100%守られている(ヒエラルキー、破られたらクビにできる)が、poorの手によって作られた契約(労働対価支払いのお願いなど)は、poorのvulnerability(破られても裁判起こす金も時間もなく泣き寝入り)ゆえ守られないよね。」というワンライナーの分析に止まってしまいました。また、相手チームのオーギュメントを聞き取れず、筋違いの反論をしてしまいました。具体性、リスニング能力が最大の改善点です。結果、少しばかりの手応えがあったにも拘らず、「marginはcrystal clear」という、初めて聞いたけれど痛いほどに意味がわかる素敵なお言葉をいただき、敗北しました。


(さえ🌺)PMから、お金借りたけど返してくれないと困るということを具体例を用いてイラストすることが必要だったようです。普段から具体例をあまり出せないのですが、今回のように具体例勝負のmotionを経験したことで例を用いたイラストの大切さを再確認できました。今後はプレパの段階から、どんな例を出せるかまで考えたいと思います。

(るい🌸)1stがpoorの個人契約の話を出してくれたので、自分は国単位の話をしました。外交関係の契約・条約などが100%守られることのbenefitを立論したのですが、条約が100%守られるなら諸外国はhesitateして契約を結ぶincentiveもなくなるという反論によりあっさり切られました。4分間くらいかけて話した立論がたった2.3文で切られる切なさといったらすごいんですけど、「スパっと切れるオーソリの方かっこいい...それに比べて自分まだまだだな」とさらにやる気が出ました。

(さー🌷)R1で型にはめようと意識しすぎて失敗したので今回はあまりスピーチの型は意識せずWhipの役割のみを意識しようと思いました。このモーションにユニーク且つ重要な意味を持つので’magical power’のインパクトに注目すべきであること、そして実際にmagical powerによって契約が強制履行されるようになったら人々の行動はどう変わるのか、というところに重点を置いて両者の論を比較しました。ただ、このmotionが何をどう変えるのか具体的にイラストできていなかったので、自分の言いたかったことはアサーションベースとなってしまいました。反省。


R3~田中さえ大号泣ラウンド~ Gov,lose

1THW ban non compete clause.

2THR the increasing popularity of buy-now-pay-later services (e.g. Afterpay, Affirm, Klarna, Paidy etc) 

3THP a world with the dominance of the narrative that "shareholders are the owner of the company"

→3 (vetoは1つ目)

economicsモーションです💀 さあ、さーるいは機能しません(るいちゃんはともかく、経済学部なのに経済モーションわからない私は経済学部の恥です。byさー←法学部なのにIRできない私・青山も恥ずかしいです(〃ノωノ))。1つ目と2つ目は長めのinfo slideがあって、もうその時点で2人は完全に思考停止(これは本当にどうにかしないとまずい。もう二年生なのに...)とりあえずさーるいがかろうじて意味がわかる3つ目を第一希望にしました。vetoをリリースしたら、完全に相手チーム(大尊敬するオーソリの方々)と被っていて、遠い目になりました。さあ、プレパ時間が始まりましたが、さーるいは本当に何にも貢献できず二酸化炭素を吐き出しているだけ。さえちゃんが吐き出してくれたマターを必死にメモする書記に化していました。AIの方がうまくやれる。さえちゃん一人に負担をかけてしまって、本当に申し訳なかったです。RFDでも、経済モーションの圧倒的な不慣れさを指摘していただきました。


(さえ🌺)比較的得意な証券取引のmotionでしたが、知識が浅い部分があったり、motionへのタイバックができていなかったりと反省点の多く残る試合でした。マターをたくさん出して、量もいつもより話せて、2人にrebuttalも送れたのに3人の中で一番スピーカースコアが低いという最高にダサい結果でした。基本的なことですが、PMでもOppサイドから来るargumentを的確に予想し、話が浮かないように気をつけなければいけないと痛感しました。スピーチ改善しなきゃ。

(るい🌸)ラウンド開始前にパソコン(ドキュメントを共有していた)が壊れてかなり動揺していました。それに加えてマターがなさ過ぎて、7分喋るのがやっとでした。さえちゃん、rebuttalを渡してくれて本当にありがとう....replyも、本当にわけわからないことを言っていたと思いますが、そばに2人がいたのでなんとか4分喋り切りました。

(さー🌷)酷すぎて何も言えないです。モーションも、ラウンドの流れも、勝ち筋も、何も分かりませんでした。(迷惑すぎる)。かろうじてひとつだけ思いついた従業員へのharmの話へのリバッタルと、さえちゃんが送ってくれた数々のリバッタルをゆっくり喋ってそれでも3分余りました。自分が何を話しているのか、何を話すべきなのか、相手が何を話していたのか何も分かっていなかったのでそれ以上話を広げることも両サイドの比較をすることもできず、地獄のようなスピーチになりました。これはn回目ですがディベートもう一生やりたくないと思いながら話していました。スピーチ後に、2人への申し訳なさで涙が止まらなくなりました。でも2人はいつも通り笑顔で優しく励ましてくれて、本当に本当に救われました。ありがとう。切り替えてR4にいけたのは確実に二人のおかげです。


R4~日韓恋愛観暴露大会~ Opp, lose

1 THBT "have it all" feminism has done more harm than good Have it all” feminism argues that it is possible and desirable for women to pursue and balance having both a successful career and having a family

2 THO the narrative that love (romantic, familial, etc.) is about sacrifice

3 THBT marriage is incompatible with Feminism

→2 (vetoは1)

チェアの方もおっしゃっていたのですが、vetoでやらかした気がします。ディベートでの勝ちやすさというより、「実際愛は犠牲でしょ~。これめっちゃ語れる。」というノリでvetoを即決してしまったことが原因だと思います。結果なにが起きたかというと、Ohana 3人とも、愛が犠牲である ことに対して思うところ・言いたいことが多すぎて、各々が好きなことを言ってただただ恋愛観を暴露する、という深夜のワイドショーてきなラウンドになってしまいました。相手の方々も、私たちそれぞれが言っていることが違うので、反論に困っていらっしゃいました。Asianはチームの勝ち筋が大事なのに、三人のスタンスが少々バラバラになってしまったことが一番の敗因だと思います。「マターいっぱい&熱弁したが敗北」というのはあまりにも悲しすぎるので、そのようなときこそ冷静なスタンス共有・

priorityの決定を忘れずに行わなければいけませんね。narrativeへのタイバックとmotion理解も不十分でした。


(さえ🌺)コンテクスト設定はプレパ段階から丁寧にしていたので説明できたつもりですが、チームどころか自分のgoalも怪しくて、ただ持論を熱弁するだけ、のようなスピーチになってしまいました。まあまあしゃべれたな、というくらいの楽観視をしていたのですが、プレパでまとまりがなくても、1stがしっかりと方針を提示できていればチームの方向性を固めることができたと思うので、本当に申し訳ないです。

(るい🌸)全員が全員mutual loveをenjoyできるほど恵まれていなくて、one-sided love(片思い、「オタク」、認知症や赤ちゃんなど望ましい反応を返してくれないアクターに愛を注ぐ人たち)というそもそもvulnerableな人たちが、ガバパラだと 犠牲が犠牲どまりになり愛としてカウントされない のでexcludeされてしまいさらに辛い というかなり強引なvalue judgmentを出してしまいました。結果はやはり、「sacrificeによってしか愛を表現できない人たちがガバ世界でexcludeされているとは限らない(フィードバック原文ママ)」ということで、全体的にダウトのかかる立論になってしまいました。exclusivity,気を付けます....

(さー🌷)loveモーション、ずっとやってみたかったのでとてもテンションが上がりました。加えてR3で人生最大やらかしスピーチをしているのでリベンジの気持ちも大きく、かなり熱が入りました。おかげでプレパ中もスピーチ中もとても楽しかったですが、熱が入りすぎたせいで自分たちのargumentの穴(メカニズムやインパクトの欠如)に気付けなかったり、相手へのリバッタルがかなり一方的な偏ったものになったりしてしまいました。R3でメンブレして泣いて、R4で勝手に盛り上がって愛と犠牲について言いたいことをべらべらおしゃべりする、情緒不安定ディベーターでした。Whipとして俯瞰的にラウンドを見る冷静さはどんな時も忘れないようにしたいです。

 


[ブレイクアナウンスメント〜Ohanaだって、ここは流石に真面目に書きます〜]

結果からお話しすると、私たちは1st Reserved Rookie Breaking Teamでした。

ブレイクアナウンスメントの前は、KDOでブレイクは厳しいかな、、と思っていましたが、ルーキーカテゴリーの上位ブレイクチームの勝数やスコアを見て、R4の結果次第ではルーキーブレイクできるんじゃないかという淡い期待を抱きはじめました。しかし、Ohanaのチーム名が呼ばれたのはルーキーブレイクチームの発表が終わった直後でした。正直かなり疲れていたので少しほっとしてしまったものの、次の日に試合がないということの悔しさはやっぱり感じました。

(完全にるいちゃんのおかげですが)スピーカースコアは以前よりも伸びていて、あと1勝できていればルーキー上位ブレイクができたという事実が悔しさを助長すると同時に、細かいランキングがつくBPと異なりAsianブレイクには、個々のスコア以上に1勝することが大切なんだと痛感しました。

Gemini Cupの時は喜んだReserved 1stを悔しがれるようになったことに成長を感じましたが、またしても惜しいところで終わってしまいました。



[大会2日目〜ブレイクしていなくてもブログは書く〜]

Reserved Rookie 1st で終わってしまったため、私たちに2日目はありませんでした。チームネーム通り本当に戦わない、いや戦えなくなったチームでした。しかし、私たちにはもう一つ絶対にやらなければいけないことがありました。「新歓PV作成」です。締め切りが迫っていたため、1日目の夜から翌日の朝6:00までぶっ通しで動画編集に励みました。本来は広報(たなかさえ)の仕事だったのに夜遅くまで手伝ってくれて応援してくれたるいちゃん、一緒に徹夜してたくさんアドバイスをくれたり細部までこだわってくれたりしたさえちゃん、本当にありがとう.....!

6:00過ぎに就寝した私たちを待ち構えていた次の試練は「レジ」です。1日目のラウンド疲れ、そして徹夜疲れ、そして長時間動画編集をしたことによる疲れ、さまざまなモンスターが、私たちがレジの時間に起きることを困難にしました。しかし私たちは負けませんでした。今にも閉じそうな目を必死に開けて歯を食いしばりながらスマホを開き、”Ohanaは喋るだけ!戦わない!is here!”と打ち込みました。ブレイクチームが揃い私たちは出る必要がないと確定してから私たちは再び眠りにつき、エアビのチェックアウト時間ぎりぎりまで寝ました。起きてからサイゼに移動し動画の最終仕上げを行い、新歓PVが完成しました。


KDO前に自宅で行っていた作業時間も含めると、PV作成に30時間以上かかりました。(さーちゃん本当にありがとう!!!byみんな。感謝しても仕切れません。)時間かけすぎだけど、その価値のある素敵な(自画自賛)動画になりました。新2年によるボイスリレー、ディベートを始めたころの未熟な私たちが切磋琢磨し成長する過程、みんなで笑った日々....見どころが多すぎて語りつくせません。新入生向けに作った動画だけれど、私たちが歩んできた一年間が可視化された大切な作品にもなりました。これから先も何度も見返したいし、ディベート界の皆様の心にも届くとうれしいです!

ぜひこちらからご覧ください!

https://www.youtube.com/watch?v=UQbvtd2fECk 


Closing Ceremonyでは、るいちゃんが2nd Best Rookie Speakerを取りました!!さすがですね!おめでとう🌸✨


[これからのOhana~ガチ反省~]

(さえ🌺)Ohanaで出る大会はいつも心から楽しくて、幸せで、この仲の良さが強みでもあると思います。しかし、Ohanaはいつもあまり練習をできずに大会に出るし、ノリで話が進んでしまうことも多々あります。あじばしくらいまでは、楽しければいいや〜という気持ちでいましたが、あと少し、をたくさん経験するうちにこの3人でブレイクしたいと思うようになりました。なので、次の目標は全力で楽しみながら、ちゃんと結果を出すことです。私はいつも得意(というか他が壊滅的にできない)な1stをやらせてもらっているのに、言いたいことを言い切れなかったり、メカニズムが欠けていたりすることが頻繁にあります。チームで言えればいいや、となる前に、メインアーギュメントを責任を持って立て切れるようにならないといけないと強く感じた大会でした。


(るい🌸)このチームでブレイクしたいです。Asianのブレイクにおいて何よりも大切なことは、チームが一勝をあげることです。BPに比べて、speaker scoreよりもチームの一勝の重みが遥かに大きい。それをrookie breakを逃した今回、痛感しました。「チームの勝利のために自分ができることは何だろう」これを追求することに尽きると思います。自分のスピーチに気を取られすぎて、チームの議論が深まらずに負けてしまったらブレイクできない。皆の努力が無駄になってしまう。限られた30分という時間をチームの勝利のためにどう使うのか、柔軟に広い視野で考えて実行できるようになりたいです。


(さー🌷)謙遜とか抜きで私は本当にディベートが苦手です。スピーチ前は緊張して歯がガチガチ言うしスピーチ中はうまく話せなくて苦しいしスピーチ後は自分のガバガバなスピーチを思い出して情けなくなります。それでもこうやってAsianを楽しく続けられているのは、いつも優しく接してくれるOhanaの2人のおかげです。絶対私以外と組んだ方が強いな~ってよく思うけど、もうそう思わなくて良くなるように努力します。2人が立ててくれたargumentsを死ぬ気で守り切る(足りてないところ、相手に削られたところを確実に埋める)、そして相手サイドのargumentsをグッサグサにする。簡単なことではないけれど、毎回最後まで諦めずに・焦らずに、ラウンドを大局的に追って、その時に作り得る最高のWhip speechを作るようにします。ブレイクしたいです!



念願のOhanaブログ、書けて嬉しいです👼

こんなに長いのにここまで読み進めてくださった皆さん、本当にありがとうございました!また3人でブログを書けるように精進していきますので今後ともよろしくお願いいたします!