The Novice Debate!国際大会ブログ!

こんにちは!Hit-U広報のたなかさえです🌷


気付けば今日が春休み最終日ですね。とっても泣きたい気持ちです。


春休み最後のブログは、我らが副キャプテンひかるくんに、The Novice Debateについて書いてもらいました!海外大会初出場でブレイクしてスピーカープライズまで取ってしまうの、本当に凄いですね(ボキャブラリー貧しすぎてごめんなさい)。

先輩と組むにあたって気をつけていたこと、という箇所が個人的にはとても参考になるので、みなさんも是非最後まで読んでみてください😊(もちろん全部参考になるし面白いです)


The Novice Debate 2022 Results

《Team Prize》

 Semi Finalist ▶️ Shining Jellyfish(Hikaru, joint)


《Speaker Prize》

Open 8th Best Speaker▶️ Hikaru Yamaki




こんにちは、Hit-U1年、副部長を拝命いたしました八巻光です。

バタバタしていたせいでブログを一気に書いてしまい、更新スパンが非常に短くなってしまいました。ごめんなさい、、、

今回は、ICUDSの憧れの先輩であるくらげさんと出場させていただいた海外大会の The Novice Debate 2022 について、大会までの過程と大会中について、そして大会を通じて学んだことをメインに書かせていただきます。

くらげさんに組んでいただいたことはもちろん、エリザベ以外で初めて先輩にキャリーしていただいた大会でもあったため、この大会は僕にとって本当に貴重な経験となりました!


【大会まで】

先輩方やつよつよの同期が海外大会で結果を残している姿や、活躍について書かれたブログなどを読むうちに、自分の中で海外大会への憧れが強くなっていました。

そこで、エバグリのコミでご一緒させていただいた、海外大会での経験も豊富なUTの遼介さんにオススメの大会をお聞きしたところ、The Global Debating Spreadsheetを見ながらThe Novice Debateを教えて下さりました。

最初はりょーせいと出ようかなと考えていたのですが、りょーせいがKK Cupに出ることが決まってしまっていたこともあり、梅子のトライアウトからお世話になっていた(なぜかNoviceの資格を満たしていた())ICUのくらげさんに声をかけさせていただきました。

くらげさん、なんとチーミングを快諾してくださりました。本当に嬉しかったです:)


練習を始めたのは大会1週間前ほどからでした。

くらげさんは銀杯やKDOなどの練習はもちろん、バイトなど多忙であるにもかかわらず練習のプレパ練やラウンド練の時間を割いてくださいました、、、

Google Docsを使ったプレパは初めてで不慣れな部分が多々ありましたが、くらげさんのプレパの際の思考方法やClashの探し方など色々学べたことは大きな収穫でした。先輩と組むとこのようなこともできるんですね。


ラウンド練では恥ずかしながら、くらげさんにダンプしていただいた話にちょっとだけ例を足したりして喋って終わりみたいな感じでした、、、

くらげさんは先輩がキャリーするのは当たり前とおっしゃっていたのですが、自分が全く貢献できていないことを考えると、ラウンドで1位をいただいても逆に申し訳なさを感じる場面が多かったです。自分ができないので勝ちを優先する場面では仕方のないことなのですが、早く上手くならなきゃと焦りを感じたのも事実でした。


初台にエアビを取って対面で参加することにしました!初台、治安も良く周辺にコンビニやマックなどもあり本当に良い街でした。夜には都庁まで深夜徘徊をしたり本当に良い思い出です!おまけに角部屋で少しうるさくしても問題ないので、パートナーとの対面参加には最適な場所だったと思います笑


【大会中】

出たmotionを紹介します。

R1: OG, 1st

THBT, when facing a potential personal disaster (e.g., bankruptcy, divorce, death of a relative), parents should share the full circumstances of it with their kids


R2: CO, 3rd

[info: According to the Death of the Author theory, the personal biases (e.g., political ideology or creative opinions) of the artist should not influence the interpretation or consumption of the art they produce. ]

THS the Death of the Author theory 


R3: CG, 3rd

Assuming the technology exists, THBT it is justified to implant chips that would limit the lifespan of every individuals to 60 years


R4: OO, 1st

THR the use of war-like terminology (eg. citizens being referred to as soldiers, hralthcare workers being referred to as warriors, Donald Trump referring to himself as a war-time president) in the combating of coronavirus


Semifinals: OG, Eliminated

THS the Indonesian government’s moves toward greater regional autonomy


日頃のリサーチ不足などが原因であることは確かなのですが、日本の大会で見かけるmotionと比較してmotionの難易度が高いと感じました。

あとはサイド運なのですかね、特にR2とR3に関してはそもそも言うことを思いつけなかった&縦に言いたいことをすべて言われてしまったため、くらげさんのダンプを読み上げただけでディベート全体の構造もあまりよくわからずラウンドが終わった感がありました。motionに慣れなくては、、、


【大会で学んだこと】

<ダンプ>

ダンプされるのってめちゃくちゃ難しいんですね。何人かの先輩がおっしゃっていましたが、「キャリーされるのにもある程度の能力が必要」という言葉の意味が今大会を通して少しは理解できたと感じています。

僕がまず自分が思い付いたargumentを基に勝ち筋を模索するのと対照的に、くらげさんはまずClashする点を洗い出し、そのクラッシュを勝ち切るためには何を話せば良いか、argumentを厳選・錬成しているように思えました。

そのため、僕が思いつくことのできる範囲のアプローチを超えたアプローチを毎回出してくださり、その度に感動していました。


感動できるまでは良いのですが、それをうまく言語化できないことが問題でした。

くらげさんはgoogle docsに箇条書きでメカニズムまで書いてくださるのですが、いかんせん僕がくらげさんの考えていることを十分に理解できていないため、「このメカニズムって何のためにあるの…?」、「これ、どこで使えばいいんだろう。」と、そのまま読めばいいのにアホみたいに考えてしまい、せっかく出していただいたメカニズムがスピーチの中で浮いてしまうことがありました。その結果、それをくらげさんが2ndスピーチで回収しなくてはならないような状況を作ってしまいました、、、(大戦犯)。少しでも貢献できるようにならなくては。自分の成長あるのみ。

まずはmotionを見た際に、少しでもくらげさんのような方々と同じような視点を持って全体を俯瞰し勝てそうなclashを探しだせるよう精進して行きたいと思います。くらげさんとはもう1つ何か組んでいただけることになっているので、成長を見せられるように頑張りたいです。


最後に、僕が先輩と組む際に気をつけていたことを少しだけ書かせてください。


・先輩に頼らず、自分で考えてみる。

当たり前でしょ。と言われるかもしれませんが、これはものすごく大切なことだと思っています。

くらげさんに限らず、つよつよで憧れの先輩に組んでいただく際はどうしても「自分の思いつく

argument, clashは先輩も思いついているだろうし、言う価値もない」といった思考に陥りがちだと

思います。(少なくとも僕はそうでした)

でも、大会前にくらげさんが「先輩でも普通にclashを見落とすことはあるし、argumentが思い

つかないこともある」とおっしゃっていました。もし、自分が思い付いたargumentがどんなに単純な

ものでも、プレパ中に言う価値はあります。(先輩がすでに思い付いていても、再確認の機会になるの

で良い。)


・先輩のargumentにダウトをかける。

これもくらげさんに習ったことですが、「つよつよかつ憧れの先輩のargumentは絶対に正しいはず」

といった思考は危険だそうです。

いや、そう言われても、味方にいてくださるだけで安心感いっぱいの先輩のargumentにダウトなんて

かけられないしかける資格もないです、、、と思ってしまいますが、逆にプレパの段階でダウトを

かけておいた方がpreemptionもできますし、argumentを強くすることも可能になります。ほぼダウト

かける余地はないことが大半ですが、できる範囲でかけていきましょう。(何様)


・ネガティブ思考をやめよう。

唯一自分で考えて実践していたことで役に立つかは分かりませんが、負けた時に「自分のせいですごめ

んなさい、、、」と言うことはなるべく避けていました。

いや、実際負けた原因が僕にあるのは間違い無いのですが、チームの雰囲気も暗くなりますし、自虐は

時に間接的に先輩を責めることにもなってしまっていると思います。R3で3位なのは完全に僕の責任で

したが、RFDの後は「次で1位取りましょう〜〜!」とくらげさんに空元気を見せつけていました。

心の中ではブレイク落ちをほぼ確信して絶望してましたが。


【さいごに】

憧れの先輩ディベーターに組んでいただいて本当に楽しかったです!!!!!

大会中ずっとおんぶに抱っこ状態でしたが、ディベートの思考法やclash探しを学ぶことができました

し、何より自分がやらかしても絶対に回収してくださるという安心感でいっぱいでした。(これがでか

い)

いつか自分が先輩として後輩をキャリーできるようになりたいです。頑張ります!



ひかるくん忙しい中書いてくれてありがとう!

読んでくださった皆さんもありがとうございました☻

現在絶賛新歓中ですので、入部希望の方、少し練習を覗いてみたい方、お気軽にDMください♪

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