Joint チーム大活躍!!The Kansai 2022!!!

みなさん、こんにちは!Hit-U 広報のたなかさえです🌷

新学期が始まって一か月ほど経ちましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。私は既に夏休みが待ち遠しいです。

さて今回は元キャプテンのりおさんにThe Kansaiのブログを書いていただきました!!(アップ遅くなりごめんなさい🙇)

普段わたしは他インステの方々の大会前の練習内容やプレパの流れをお聞きする機会があまりないので、ジョイントチームのお話を聞くのはいつもとっても楽しいです。

臨場感があってあっという間に読み終わってしまう面白い記事なので是非皆さんお読みください☻


The Kansai 2022 Results

《Team Prize》 Open Semi Finalist ▶︎大岡山歴史博物館(Tomoya.Y, joint) Open Quarter Finalist ▶︎異世界カニ夜会(Rio, joint)

《Speaker Prize》 7th Open Best Speaker ▶︎ Tomoya Yonaga Rookie Gold Best Speaker ▶︎Rio Yamada 《Adjudicator Prize》 Breaking Adjudicator▶︎Ryosei Kobayashi

自己紹介

 一橋大学商学部3年の山田梨央です。ブログはたくさん書いてます。何回書いたのか忘れてしまいました(笑)。(いつもありがとうございますby広報)今回は、とても尊敬しているUT同期の澤崎くんとなさちゃんと一緒に3/12,13に行われたThe Kansaiという大会に出場することができたので、大会の振り返りブログを書きたいと思います!!(振り返りブログといいましたが、単なる感想文になってしまいました💦)

出場経緯

 今でも状況を詳細に思い出せるくらいには衝撃的でした(笑)。

 2月14日、(バレンタインは全く関係ないです(笑))バイト帰りに駅のホームでLINEを開いたら、なさちゃんから、「インビテ終了直前でとても申し訳ないんだけど、私と沢崎君でthe Kansai出ようとしてて

、3人目探してるんだけどもしよかったら組みませんか?」ってっメッセージが来てて....

 ほぼ初対面かつ何度かしかメッセージのやり取りもしたことがないけど、超憧れてる同期ディベータ―のなさちゃんから連絡が来たことで、びっくりしすぎて駅のホームで一人で叫びそうになりました(笑)。断る理由なんて一つもないので、スケジュールが開いていることを確認してすぐに「組みたい!!」って返信しました。そのあと、正式に組むことが決定し、平凡ディベータ―の私は、つよつよのお二人と一緒にThe Kansaiに出られることになりました。

練習期間

 出場が決定してから1か月くらい時間はあったものの、二人ともKDOを控えていたり、なさちゃんに関してはほぼ毎週末ディベートの大会に出場しているので、ちゃんと練習を始めたのはKDO後の2週間前くらいです。ただ、練習はしなくても、さすがにほぼしゃべったことがない状態で大会に出るのはよくないだろうということで、2月末にオンラインで顔合わせをして、具体的な練習スケジュールを決めました。

 (※余談:このときにチーム名も一緒に決めたのですが、決め方が過去一斬新でした(笑)。ネットのランダム作成サイトを使って名前を作成していき、なさちゃんの「これはすき、これはあんまり」という直感を頼りに5-6個ピックアップして、選ばれた候補からvoteするという方法で決めました。今考えても適当すぎる(笑)。なので”異世界カニ夜会”という名前は誰かがカニが好きだとか、みんな夜行性とか、そういうことでは全く関係ありません!)

 KDO後の最初の練習ではVeto練&プレパ練をして、2回目の練習ではラウンドをしてみて、このラウンドの感じを見てそのあとの練習方法を考えようということにしていたのですが、ラウンドをして実際の試合と同じ状態で練習した方がプレパも効率化できるし、スピーチも改善できるということで、残りの2回の練習はどちらもラウンド練を行うことになりました。

 練習も、ラウンド練の2/3回はUTの二人のどちらかの体調が万全ではない状態で行われ、(ワクチンの副作用ある中で練習に参加するのすごすぎ...)2/3回なぜか私がreplyをやる(ちなみに本番は全部澤崎君がやってくれました)という大会本番をなかなかイメージできない状態の練習でした。

 この謎の練習状況や、一緒に練習するのが計四回だけであるということに対して、最初は不安もありましたが、二人に対する圧倒的信頼があったので、この二人となら大丈夫だと思えました。もちろん自分のスピーチにはたくさん問題があったので、スピ練をしたり音源を聞いたりして、当日すこしでもいいスピーチをしようと思いました。

本番当日

1日目

 本番前日、なさちゃんの体調が万全でなかったので、1日目はオンラインで行うことになりました。

R1: Gov, Win

Motion: THW immediately return all culturally significant artifacts to the groups that ordinally possessed those items.

 試合は勝ちましたが、個人としては最も重要なインパクトのところが全然話せなかったので、反省だらけです。プレパの段階で1stから押す戦略を立てていたプリンシプルについては、細かいところまで話すことが出来ましたが、いつも通りタイマネが死にました。ただ、自分が話せなかったところを2ndがめちゃくちゃ丁寧に拾ってくれたので、自分たちのアーギュメントを無事に立たせることができました。

R2:Opp, Win

Motion: In times of public health crisis due to epidemic disease, THW impose a tax on those who actively choose not to be vaccinated.

 まさかのHit-Uの後輩と当たりました。プレパの時に「これは負けられないね~」っていわれたのをめっちゃ覚えてます。私も「ここは勝たなきゃ」と思いました。

コロナがテーマで、類題も多いmotionだったので、プレパもスムーズに進みました。スピーチも、R1よりは、キャラ分析、イラスト、インパクトの説明などがきちんとできた(主観)と思っていたのですが、後でtabを見たらその日の中で一番スコアが低かったので、悲しかったです😭メカニズムが1stの段階では不十分であったとRFDで言っていただき、確かにな~って反省しました。

(Column:プレパ)

 今回でのプレパは、

motion理解の確認>>分離して個人作業(5min)>>共有し、埋まってないところを確認(5min)>>分離して詰める(5min)>>1st完全分離(10min)

みたいな流れで進めました。

 前半の個人作業では、2ndがBOP埋め、whipがマター詰めを担ってくれていました。私も一応1stなので、1stでしゃべれそうなアーギュメントを考えるんですが、2nd,whipがほとんどの内容をカバーしてくれていたので、実質ぼーっとしてたのと同じですね(笑)。1stは二人の考えてくれたものをもとに、分離後スピーチを書くだけだったので、とてもやりやすかったです。


R3: Opp, Win

Motion: THR the rise of activism within high-end fashion (including but not limited to advocating for social issues in clothing designs, promoting sustainability in fashion, etc…)

 高校生うんまっ!✨って思いました。早口ではないのにストラクチャーが整理されていて分かりやすく、メカニズムもしっかり詰まったとてもきれいなスピーチをしていて、すごいなあと思いました。

 私たちのチームは、プレパ時点で多くのマターは出せていたものの、勝ち筋がクリアになりきっていなかったのと、weighingがいまいちで、うーん、となりました。結果的にOWがめちゃくちゃ反論してくれたおかげで相手の話を上回ることができましたが、課題の残る試合でした。


R4: Gov, Lose

Motion: THBT the feminist movement should encourage females to seek non-traditional career paths (e.g. become a gig worker, start up their own business, casually change their jobs within a certain period of time)

 R3までで3勝していたので、気持ち的には多少余裕がありましたが、「上位ブレイクしていた方が明日楽だから頑張ろう」と意気込んでいました。アロケが発表されると、対戦相手が練習で負けていたKDSチームだったのでうわーってなりました。

 ブレイクアナウンスメントを聞いてR4負けたんだ、ってわかったわけなんですが、敗因としては、相手から来た細かい分析で構成された強いアーギュメントに対応するのに精一杯で、自分たちのアーギュメントを詰め切れなかったことかと思います。1stからもっとちゃんと詰められていたら...と悔やむばかりです。

Break Announcement: 7th Breaking Team

今までで一番緊張したかもしれません(笑)。BAは、チームで電話しながら見てました。

正直私は、確実に3winだし、ペアの二人上手いし、まあ5thくらいで呼ばれるかな~とか超甘く考えてました。でも、5th, 6thと呼ばれず、チームの間で「あれ、ブレイク落ちかも...?」みたいな空気が流れました。幸い7thで呼ばれたのでよかったですが、スコアを見て、「あー、めっちゃ足引っ張ったな」って反省しました。また、7位ブレイクだったのでQFの対戦相手が2位ブレイクした日吉現代アートになり、絶望しました。

でも、ブレイクしたことには変わりないので、嬉しかったし、少しホッとしました。しばらくそわそわしていましたが、次の日も朝早かったので早く寝ました。



本番(2日目)

二日目は対面で参加しました!対面プレパいい✨

QF: Opp, Lose

Motion: As the parliamentary debate community, THW mandate the Adjudication Core of parliamentary debate tournaments to not set motions related with the latest/hottest topics at that time.

 2日目初戦からこのチームか~って感じでした。motionも、私自身がAC経験のないよわよわディベータ―なので、いまいち想像できず、プレパの最初はどうしよう...って感じでした。でも、二人はとっても冷静だったので、私もなんとかいつもの感覚を取り戻しました。

試合は、2nd とwhipは、本当にとてもいいスピーチをしていました。特にwhipは、相手のメインケースにきれいに反論してくれていて、味方として聞いていてとても心強かったです。(普段、ラウンド終了後「勝った」って思うことってあんまりないのですが、今回はwhipを聞いた時点で、勝ったと思っていました(笑)。結果は負けでしたけど、「勝った」と錯覚できるくらい、味方が頼もしかったです。)自分の1stでは、今回重要であったOppのcounter argumentを上手くジャッジに伝えられず、結果的にそれがGovのargumentのユニークネスを残してしまっていたので、もっとできたことがあったなあって感じです。

この大会に出てよかったこと

大会結果や、出場の過程も含め、大会に出てよかったことをまとめてみました。


・二人と初jointできた

 正直これが一番です。結果とか云々よりも、他インステの同期が誘ってくれて、jointで大会に出場することができたことが何よりも嬉しかったです。ずっとオンラインで活動してきましたし、コミュ強でもないので、自分がjointで大会に出ることは想像していなかったし、今回組んでくれた二人のような素敵な同期から声をかけてもらえるとも思っていませんでした。

 去年一年間、忙しいスケジュールの中練習するのがめちゃくちゃしんどかったり、大会でなかなか思うように勝てなかったり、ほんとに楽しいことばっかりではなかったんですけど、それらがここで全部報われたんじゃないかと思えるくらい、jointで二人と出られたことは嬉しかったし、試合もとても楽しかったです。試合以外に、大会後にご飯に行ったりしたこともいい思い出です。


・二人にキャリーされて初Open大会Openブレイク&プライズ受賞できた

 これは二人がもたらしてくれた結果という感じで、自分がブレイクした!プライズ取れた!って言う実感は正直あまりないです。むしろ、予選で足を引っ張ってしまって申し訳なかったって思っています。それでも、チームで目標としていたブレイクが達成できたこと、久しぶりにプライズをとれたこと自体はとても嬉しかったです。


・ディベートモチベが上がった

 本当は、アジバシ後引継ぎが終了したら、ディベートと一定距離を置こうかな~なんてぼんやりと考えていました。そんな中で二人と大会に出られることになって、久しぶりにすごくディベートをしながらわくわくしたし、楽しくて、もっとやりたいって思いました。

 また、二人と一緒に練習したり、本番試合をしていく中で、彼らのレベルの高さをすごく感じるとともに、その努力も垣間見ることができました。自分まだまだだな~って思ったし、もっと努力しなきゃいけないなって思いました。なので、次は春Tに向けて、練習頑張ろうと思っています(引退はどこへ...?(笑))。


最後に

 このような素敵な経験ができたのは、周りの多くの方々のお支えがあってのことです。大会前に練習試合で対戦してくださった皆様、ジャッジをしてくださった皆様、大会を運営してくださった皆様、その他関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。

 そして、一緒にチームを組んでくれた澤崎くん、なさちゃん、本当にありがとう✨