とうきょうみに2023ブログ! 対面BP @東大駒場☆

こんにちは、ひっちゅー広報の保科です。今回は12月に対面開催された、ひらがなとうきょうみにのブログを、一年生の池田さんに執筆して頂きました!

こちらのブログを読んで、恥ずかしながら最近ディベート練習不足の保科も「うーん…」と考えさせられました…またディベートしたくなります!!ぜひ最後までお楽しみください✨


こんにちは!一年の池田です。

今回は2023年12月16日に東大で行われたノヴィス向けのBP大会であるとうきょうみにについて書いていきます。


今回は同じ一年のひろきくんと「それってあなたのアサーションですよね」という某掲示板サイトの創設者のセリフをもじったふざけたチーム名で出ました。ひろきくんの名誉のために言っておくと考案者は私です。タブで割り当てられた絵文字がピエロの絵文字で大会運営の遊び心を感じました。


結果はこのようになりました。

R1: CO 3rd

R2: OO 1st

R3: OG 1st

結果: 7th place

1ラウンド目からいきなり3位になってしまいかなり焦りましたが、その後はなんとか持ち直しました。先輩からは「サブマリン戦法」という便利な言葉を教えてもらったので、サブマリン戦法を取ったということにしておきます。


ではラウンドごとに見ていきます。

R1) THO the narrative that people should only enter romantic relationships that they anticipate will be in long term. (CO)

OOはShort term派とLong term派が付き合った際に価値観のミスマッチが起こるというハームを出していました。

それに対して、OGはそもそもShort term派はマッチングサイトで探したりバーで声をかけたりと、同じくShort term派の相手を求めるからそのハームは起こらないと反論しながら、Toxic relationshipを断ち切れないハーム、最適なパートナーを見つけるためには色々な相手と付き合ってみるしかなく、Short termじゃないといけないと言ったベネフィットを話していました。

COとしては、ナラティブが人にどう影響するかというWordingに着目してExtensionを建てようとしましたがあまりうまくいかず、Long term relationshipを維持するためには相当の努力が必要なため、NarrativeなくしてはRelationship自体が成り立たない(一方でShort termはほっといても成り立つ)という新しい議論を建てようとしましたが説明不足で強く残らず、結果的に3位になってしまいました。


R2) THR the trend / increase in popularity of tradwife influencers on social media. (OO)

ちょうど大会の数日前にTradwifeについてのYoutubeの動画(”'Oppressed' by Choice: Tradwives Against Feminism”というタイトルなので気になる方はぜひご視聴ください)を見ていたので個人的にタイムリーでした。

Freedom of expressionとFreedom of choiceの二本立てのデッキで戦いました。

前者はトラディショナルな価値観(子育てや夫のサポートを通して幸せを見出す女性たち)を持つ女性たちを否定してはいけないというPrincipal、後者は女性が本当に幸福になるためにはChoiceが大事であり、トラディショナルな女性像の発信があることで、専業主婦という道を選びたい人がその選択肢に気づける/選ぶ際の判断材料になり、専業主婦にとって共感できるコンテンツがあることは心の支えになるというどちらかというとPracticalなアーギュメントを展開しました。

Gov benchがあまりTraditional valuesのネガティブな側面を推してこなかったので、TradwivesのIllustをOpp有利なまま進められたため勝てた感はあります。


R3) THS hacking as a form of protest. (OG)

あまり良いスピーチができず、体感的には4位、良くて3位だろうなと思っていたところ、1位だったのでびっくりしました。

Practicalにおいてclear changeが起こることを示せており、PrincipalではDPMのひろきくんが言ってくれたRetaliation(Ex. CO2を排出しまくる企業が地球温暖化を加速させることによって一般市民はすでに害を受けているから、それに対する報復としてHackingをする権利がある)のポイントがOppのPrivacy of innocent citizensと拮抗していたため、ギリギリ勝ったという感じです。もしこのポイントがなかったらPrincipalで負けて、3位や4位になっていたかもしれないとジャッジに言われ、ひやっとしました。


全体の感想としては、想像以上に難しかったです。特にクロージングはウェイイングやフレーミングを中心にもっと練習が必要だなと反省しました。

とはいえ、モーションは面白いものばかりで、他のディベーターとも交流ができて、参加して良かったです\('ω' )



↑1st Roundのモーションドロー


↑ぴかぴか風船デコレーション!





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