1年生ディベータ―最強決定戦!Umeko Cup 2022!

こんにちはこんばんは!!Hit-U広報のたなかさえです🌷

最近のマイブームは、授業終わりにプール行って泳いでからキャンパスの図書館に行くことです。健康的!!


さて今回はたいち(Y.T.)・げんき(Y.G.)ペアに梅子杯のブログを書いてもらいました!!12000字と、(おそらく)ブログ史上最大のボリュームでトライアウトから当日まで振り返ってくれました。

でもあっという間に読めます。すごい濃いです。そして何より励まされます。

ディベートやってる人だけじゃなくて、頑張ってる全ての人に読んでほしいです。それではどうぞ~


 Umeko Cup 2022 Results

Breaking Adjudicator ▶︎ Hikaru Yamaki ▶︎ Ryosei Kobayashi


【28th Umeko Cup ご報告――12000文字】



Umeko杯に関わられた皆さま、お疲れ様でございました。いつもの如く、カタルシスのために書いていきます。面白いcaseを思いついた方は是非コメントを残してください。

※僕(Y.T.)は基本的にinstagramに大会のblogを載せおります。それを再構成してここに掲載していることをお断りしておきます。





9/6【トライアウト】

Y.G.)めちゃ緊張してました。多分debaterの中で一番緊張してました。PMスピーチは慣れていませんでしたが、見たことのあったmotionだったので考えるまでもなく進みました。LOの時はやはり考えづらかったです。りょうせいさんのPMスピーチからかなりOPPcaseがmitigateされていたので大変でした。でも1位通過できたのでうれしかったです。4人の方に見ていただきましたが最高・最低点の差が8あったので頑張らないといけないなと思いました。



Y.T.)developing countryと、医者v.s.親のmotionで1st speechを作成しました。実は諸事情によりトライアウトの直前2週間はほとんど英語にもディベートにも触れられていませんでした。頑張れば行けるはず、とは思っていましたが、自分の名前が呼ばれない間に同期が選ばれていくのはやっぱりmental的に負担がありました。人生で一番緊張していたかもしれません。結局は一番最後に名前を呼ばれたので、なかなか代表になったという実感がわきませんでした。でもそのおかげでGeminiから全力疾走できてたのかもしれないです。



9/11~【Gemini準備~Sudachi】

Y.T.)Geminiのblogはインスタ見ておいてください(今回は誰が書くんだろ? 大会に出たdebater全員とコミだったお二人も併せてみんなで書けばすごく楽しい気がする)。

Umeko過去問研究と、Round練。先輩が「適当に選ぶ」(と言いつつ、めちゃんこ勉強になる)motionでRound練習できました。個人的にはecon.が楽しかったです。あと、Round Robinから持ってこられたときは流石にビビりました(笑)。ちなみに、このとき一緒に対戦してくれたのが、後にRookie championに輝くQUDSのぺアお二人でした。


Y.G.)Geminiの準備もかねて二人でcaseを考える練習をしていました。



10/1(2週間前)【Sudachi杯】

Y.T.)UTの方と「Icho Cup Rookie Grand Final Reunions」という名目でjointしました(元々は僕が自インステ内での締め切り前にペアを探し忘れていたために、締め切り直前にInstagramにDMを送ったのがはじまりでした)。

大会3日前の練習でrole変えてみたら、とアドバイスされたのでめずらしくDeputyをしました。それぞれの練習方法や、インステの雰囲気など情報交換できたのも楽しかったです(debate自体の感想も書いてるけど秘密。梅子組の3人にしか共有してない。読みたい人がもしいれば渡すよ)


Y.G.)1戦目から3連勝できたので、全勝もあるかなと思っていましたが、UTの方に負けました。



【予選まで】

Y.T.)case作成が最優先事項だったので、1日2時間はペアで過去問研究をしました。6~8分でdebate全体の方向性を完全にイメージして、プレパ中個人作業に移る練習をこなしていました。ちょこちょこリサーチもしてましたが、もう少し英語力を安定させることに集中してもよかったかもしれません。バランスが難しいなって思うので、どなたかアドバイス頂けると嬉しいです。


【前日】

Y.T.)練習でactor motionをしました。そういえばIchoのRookieGFで見た時からあんまり得意じゃなかったんだっていうことに気づかされて悶絶してました:予選でそれらしいのが出てきたわけではないけど。「個人」にfocusしてるmotionよりも、もうちょっと大きな視点・actorの分析の方がまだ得意なようです。


Y.G.)actor motionで負けました。気持ちがちょっと落ち込みましたが、りょうせいさんから頂いた「言葉の選び方がよくて何を話しているのかが分かりやすい」というアドバイスで頑張ろうと思えました。



【当日:10/15】みんなお楽しみの(?)caseを書き連ねるコーナーです。Instagramに載せる時はここに一番力を入れています(Y.T.)

まだ書いてませんでしたが、Y.T.が1st, reply、Y.G.が2ndをやっています。カッコ内にスピーカースコアも載せておきます。



R1: This House Believes That educators should actively teach children to focus on process over results, GOV, Won, (74, 75, 37.5)

教育系motionはいろんなところで見てきました。そんなに難しいわけではないですが、深掘りたい所は人によって変わるのでしょうか。

定量的(客観的)な指標を出されたらきついので、子供の分析をしました。resultに集中しすぎると数字という分かりやすい指標で他人と比べてしまう・そしてそれが劣等感につながってしまって悪い――という筋で話しました。あとprocessにfocusすることが結局ある程度結果も気にすることになる、という視点も2ndから出してもらいました。追加で、「結果」を求めていると、教師が生徒をうまく指導できていないときに親からの当たりがきつくなって、教師の仕事量が増えてしまうというpointも追加しました(この辺は説明量不足であまり重要なissueにはなりませんでした)。ただし、動詞を解釈してなかったので反省点は残ります:”actively teach~”とは具体的にどんな状況を指しているのか説明しきれていないままroundを進めてしまいました。FBでは比較の方法・replyでの実践方法を教えていただきました。



R2: This House Would grant a right to die, OPP, Lost, (73, 74, 37.0)

パッと見たところ、古典を混ぜ合わせて面白くしてるんだって思いました。うーん、自由意思の存在可能性を435秒で消し去る(否定的に証明する)ことができない以上、”freedom of choice”を消すことは難しいんだよ、と呟きつつ、「OPPで勝てたらかっこよくね?」と思考を切り替えます。

  1. Principleごり押し(国民の命を守るのは政府の義務)、

かつ、APでは

  1. 「”concoct”からの殺人・幇助殺人が増えちゃって人間が住めない!」

  2. 人類滅亡!!、

  3. 激ヤバ!!!、

という方針に落ち着きました。


ちゃんと考えるとやっぱり勝てないわけでもなさそうですね。ただし、これを「narrative motion」だよねって一瞬で見抜ける頭脳が欲しいなって思いました。OPPで必要だったのは、両sideで一定数自殺する人は存在することを認めたうえで、自傷行為を繰り返すような人をどのように救えるのか、ということでした。Round直後、りょうせいさんから聞いた「勝手に自殺しとけばいいじゃん、っていう方針を政府が打ち出したのなら、welfareの質が下がって、関係ない人を巻き込むことになるよね」という分析には脱帽しました。また、OPPでも末期患者の場合には安楽死の権利を認めることができるとしていい、つまり、soft stanceをとれるという話も聞きました。ちなみに2週間前Sudachi杯の初戦で当たった方がPMでした(再三になりますが、Open優勝おめでとうございます!)。1勝したあと、2戦目で負けるのは初めてでしたが、なんとかなるでしょ、と切り替えました。



R3: This House Believes That environmental activists should emphasize blaming large corporations for environmental degradation, as opposed to focusing on individual responsibility, GOV, Won, (72, 72, 36.0)

さっき苦手といったactor系ですが、activistって「名指しできる個人」ではないじゃないですか。というわけでこれを見た瞬間に苦戦しそう、と思ったわけではないのです。actorの関連性からいうと、「卵と鶏」系motionって名前を付けられると思います(プレパ中に命名して、他の部屋ではspeech中に言った人もいるらしい。奇遇ですね)。個人の行動と、会社(大企業)の行動が連動していると捉えられるからです。そういう意味では今年のIcho CupのR4 motionと何となく似てますね。すべてのactorがGOVの方でよりよく動くことを証明できれば(説明量を十分に確保することができれば)勝てる、という方針が見えました。


大企業の場合:

  • CSR・SDGsなど「集合体としての個人」から影響を受けやすいというterndがある

  • 過去に公害等を引き起こした責任がある

  • 環境に与える影響は個人よりも大きいから、動き始めるとすぐに効果が表れる


「名指しできる」個人の場合:

  • 自分一人の行動がどのように環境破壊につながっているのか理解できないから、activistに行動・価値観を変えるよう迫られたとしても実際に動くかどうかはわからない

  • 一部のconservativeな人達がactivist達を攻撃し始める可能性がある

  • 行動を変えた後の個人が環境にいいことを続けたとしても影響力が小さい


説明は割と直観的に理解しやすいものだったはず。ただuniquenessを意識する必要はあったなと思います。相手の指摘がないことに気を緩めずちゃんと自分たちで完成さないとダメですね。点数は意外でしたが細かいところに気を配り続ける姿勢が問われているのだろうと受け止めています。精進あるのみですね。


某先輩曰く、「このmotion、親の顔より見てるわw」




R4: This House would nationalize pharmaceutical industry. (i.e. the research, development, and distribution of pharmaceuticals), GOV, Lost, (75, 74, 37.5)

Y.T.):『ぎょえ(~_~メ)』

国営化motionってまあまあありますよね。でも政府の動きと私企業の対立って割と苦手意識があったのかもしれません。bailout/相続税motionをUmeko、Geminiそれぞれの練習でやってはいましたが、「共産主義っていっつも失敗しとるやないか」って突っ込まれた後に有効な反論ができず負け続けている記憶しかないです。医療系について、僕はIchoのsemi-finalで見てました:


『THBT medical patent protections should be suspended during a healthcare crisis / OPPで勝ち /


相手サイドは主に途上国を例に出し、ワクチンが貧困層に渡らないという問題がこのモーションで解決されるという立論をしましたが、我々は医薬品開発のための基礎研究にかかるコスト、製薬会社への投資、そして会社として特許があることで守られる利益について話した。分析では優位であった自信はありましたが、相手サイドがharmとして挙げていたurgencyに対して良い反論ができなかったことが心残りでした』(http://hitudebate.blogspot.com/2022/09/novice-grand-finalist.html


今回の場合だと、poor peopleを救う、以外のpointが見えなかった、かつ、相手の4 layerくらいある分析を崩壊させることに全く成功せず、駄目押しでpartnerから、Reply微妙だったよねと言われる始末。≪このmental harmは約40日後の秋Tで絶対reparationしてもらう≫



Y.G.)

このKDSのペアにGeminiのbreak roundで負けた相手がいたのでリベンジ戦でした。スピーチ量が多くてノートが一番取りづらかったです。相手は国営化するのにかかる費用を現存の会社に投資するというcounter modelを立てて

(1)特許の存在により企業間競争があるので薬の発展が早い

(2)私企業が多く存在する方が全体として薬品産業への投資額は多くなるので研究とかも多くできる

(3)国有化されたら国は薬品研究者をクビにできないから結果を出さないといけない企業にいる頃と比べてmotivationが下がる


と言うアーギュメントを出してきたのに対し、こちらは

(a)poorに薬を届ける必要がある

(b)薬が高いのは企業がprofit seekerだから

(c)国には守れる命を守る責任があるなどと言ったことを途上国のような貧富の差が激しい国を例に出して話しました。

僕は2ndとして反論を考えるために相手の言うことは全部間違っていると疑いながら聞いているので、こっちはちゃんと反論もしたし、相手の反論もuniqueなbenefitもいまいちわかんないし勝ったと思っていたのですが結果としてはジャッジ3人のコンセンサスで負けでした。(相手のbenefitは普通に僕が聞き漏らしてただけみたいです)Geminiの時も絶対に勝ったと思っていたので僕はジャッジには向いていないのかもしれません。とはいえジェネコメ気になるのでジャッジの方がdiscordで送ってくれるのを楽しみに待ってます。




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【1日目夜(Y.T.)】

真っ暗闇のなか、玉川上水に沿って帰るのはなかなかいい肝試しだった。


R4後、絶望の中帰宅

帰宅後冷戦史のレポートに手を付け始めるけど手が動かない。

R4が終わって生きた心地がしなかった

悪い予感はしてた


で、break落ち。


30分くらいその場から動けなかったし、言葉が本当に失われた

泣きたいけど泣けない(涙がでてこない)し、どん底に突き落とされた。


そういう現実ってあるんだ、

2日目がないってこういうことなんだ、って。




それから3時間くらいは記憶がない。

深夜1時頃、紅茶をいれようと思ってお湯を沸かしていた。すると無性に散歩したくなった。

冷たい風に肌を晒しながら夜の空を見上げていた。

東の空には神妙な面持ちで下弦の月が浮いていた。少し隣をみるとオリオン座の三ツ星が見えた。もうそんな時期なのか。20分くらいじっと月を見つめているとまた歩き出したくなったから、自分が住んでいる建物の上の方へ上がっていった。東京の丘陵地帯に立つこの建物から見る夜景は意外にも美しかった。23区の方を見ると高層マンションが赤い光を放ちながらそびえたつのが見えた。何も考えられずにただただ虚無を感じていた。



3時過ぎになって、debateの練習に使っていたdocsを開き書き込みを始めた。


今後どんな練習をして秋Tに備えるか書いていた。ここまでやってると切り替えが早いのか、諦めがいいのか・悪いのか分からなくなってくる。

そのあとはレクチャー音源を聞きながら5時頃に寝付いた。



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書きながら気づいたのですが、このペア、スピーカースコア似すぎてますね(笑)。tab上でGeminiのときから並んでるんですけど(爆笑)。




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【以下、out rounds; biased observerの観戦記/あるいはただの日記/written by Y.T.(10/15夜~10/16, 17)】


【「Hit-Uの1年で日曜日も会場に行ってたの自分だけなんですけど(!)といいつつ過去を変えられるわけでもないし、本当に勉強になったので、感謝をこめつつblogにまとめます」】


結局QUDSの4人を応援しようと会場に行く決心はしたけど(twitterに呟いてました)、朝5時くらいまで眠れず。海外のlecture音源を聞きながら一応寝付いたのですが7時過ぎには起きてしまいました。ただ体が動かなかったので二度寝しました。9:30に起きたあと5分で移動開始。OpenQFのPMさんを聞くことはできませんでしたが、UTのお二方のspeechは聞けました。Motionはこちら:


Open QF: This House, as feminist movement, Opposes gaining profit through dating. (e.g. Papa-katsu(パパ活), Sugar babies)


まあOPPならchoiceを押すんだろうなと思うけど難しいですね(自分は会場へ歩きながら考えてました)。”movement”の特性とむずびつけて話すのはもっと難しいと思います。あと、datingの中身をGOVが決められるのも割とGOVを優位にしてる気がします。どんなspeechが想定されているんでしょうか。




お昼ご飯の後は並行して試合が進行しました。まさかのQU部内戦だけど「GF確定だからいいんじゃね」という発言が飛び出していました。それもそうだけど、、、

論題は割と古典的。

Rookie SF: THW criminalize the payment of ransom to terrorist groups.


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ちなみにOpen SFのmotionは下記になります。BBCのYouTubeチャンネルに上がっていますが、この種の動画を悪用する事例も存在しています(Tsukubaの方々は「上手いことflipしたよ」と試合後に教えてくれました)。Twitterを使用しているとtimelineに流れてくることもあって、たまたま知っている話題でしたが見聞を広めておくことが重要ですね。(参考: 「僕は黒い怪物でIQが低い」とアフリカの子どもが唱える差別動画、中国の制作業界に迫る


Open SF

info: “The video of black people holding boards and shouting”(黑人舉牌喊話影片, 世界からのサプライズ動画) is a form of online video messaging service that has become an Internet meme on Twitter and TikTok since 2017.

These services are operated by East Asian companies, and after receiving orders, local actors mainly from sub-Saharan Africa read out ordered texts on a board in unfluent language. Some local people work on the videos as the main business.


This House Opposes “The video of black people holding boards and shouting(世界からのサプライズ動画)”

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Rookieの結果を聞くと10日ほど前に練習に付き合ってくれたRYの方がGF進出!

僭越ながら、Chairとだけ目を合わせてるのがいいよとおすすめしました。


Rookie GF: This House Prefers a world where people cannot lie.


Counter factualを建てるのはGOVだから大丈夫でしょ、と思いました。新しいものを考える方がやりやすいと思うので。6月のSora Cupで知り合ってから仲良くなれたので心の底から応援してました。OPPならどうしても嘘をつかれていることに気づいた人間がどうやって守られるのか説明しないといけないし大変だろうから、sideも味方してくれてるのかな。二人ともかっこよかったです!


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Open GF: This House Prefers a world in which all people are born with equal and average level of intelligence.

見た瞬間に、知性が同程度だったとするなら、lookism広がるじゃんって思った(知性が人間を見る指標にはなり得ないから、他の所で判断されるほかない)。で、指標が一つでも多く存在しうるSQ(OPP)のほうがbetterって言えるんじゃないかと。あとは天才とinnovationごり押しだよね~。


4試合聞けて、しかも自分より圧倒的にうまい人のspeechだから勉強になった。Break落ちでも行ってよかった。


雑談・雑記

二日目、tab担当の方とお話しできたんだけど、名前を覚えてくれてるようでうれしかった。

(後から思い出したけどエリザべの時、R2でジャッジしていただいたはず。そして、びっくりするかもしれないんだけど、その時のPMだった方が今回のACの方。さらにさらに、今回のR4でそのACの方にジャッジをしていただくという奇跡が重なってた。最初の一歩がこういう風に帰結するんだ。やっぱりdebateやめずに定期的に大会出てて良かった)

tabを見ている限り、変なことを喋ってるわけじゃないみたい。というかR4の点数が一番高かったのと、R3が低くなってたのにはびっくり。

全体的に言うと、relevancy/ linkage/ exclusivityを気にしようっていうことか。

いつもあと一踏ん張りが足りないんだな。


でも反省はするけど、当日のperformanceを後悔しているわけではないし、そんなに落ち込む必要もないのかもって思えたからその点でも成長しているのかもしれない(biased reflection)。




出典は分からないけど、今の自分のためにあるんだろうなっていう言葉を見つけたので残しておこう。


「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。

3時間後の君、涙がとまっている。

24時間後の君、涙は乾いている。

2日後の君、顔を上げている。

3日後の君、歩き出している」


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AC adress でお聞きしたことの要点をまとめておきます。本当に励まされました。努力って続けるしかないんですね(それこそR1 motionの話とつながりそうですね)

「R3,4は過去のmotionよりも難しかったかもしれない。Sideによっては大変だったかもしれないけど、今後の人生に活かせるような考え方の軸を持ってほしい、という意図がある」


「今の実力/結果は案外当てにならない。Debateを上手にできるようになりたいのなら――あるいはdebateに限らずどんなことでも――know-howを的確に身につける努力をしよう」


「この大会は成長への一つの契機に過ぎない。正しい方向の努力を重ねよう」



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今回はjudgeしてくださる方々のお名前を(一方的にではあるものの)存じ上げていて、allocationが発表される度興奮気味になりました。今回の大会ではいつも以上に丁寧なコメントを頂きました。今後に生かしていきます。今後に生かす義務を感じています。



ここで先輩方への感謝を述べたいと思います。普段の練習・大会では本当にお世話になるばかりで、僕たち後輩は何もできていませんが、それでも一緒に寄り添ってくれる大切な存在です。それに、blogを書く機会をいただかないと中々言い出せませんので。




るいさん

何から書けばいいのかわからないくらいお世話になっていますが、とりあえず2人ともまったく逆の方を向くこのチームのプレパ練を見ていただきありがとうございました。大会1週間前でしたが、あれがなければ本当にプレパ中に喧嘩が生じていたかもしれません。当日のR3の後、勝っていたのに僕の表情が暗くて心配させてしまったのは反省しています。ごめんなさい。あと、大会直後の練習の終わりに、「私もjudge頑張るから!」って言ってくださって本当に救われました。僕たちも少しずつ上達できるように努力していきます。


りょうせいさん

初めて組んだエリザべのことがつい昨日のように思い出されます。最初はdebateに熱心な人、という印象しか持っていませんでしたが、僕がdebate界の事情を徐々に知るにつれてその凄さがようやく理解できるようになってきました(遅すぎですね。もっと勉強します、いや勉強させてください!)。Umeko前日の練習で僕のspeechの出来はあまりよくなかったのですが、「エリザべで組んだ時から証明すべきことを分かっていると示す喋り方は良いと思っていた」というコメントを頂けて本当に感激していました。思うような結果は出せませんでしたが、今後もずっと背中を追い続けたい人です。これからもよろしくお願いします。


ゆきさん

JDOでbreakさせてもらってから、debateにのめり込んでしまいました。そのおかげもあって、Icho、Geminiと3大会続けてbreak出来ていました。僕がこのような成績を残せたのも間違いなく初めてのbreak経験があったからでした。あのとき、一緒に大会に出ることを受け入れてくださりありがとうございました。BPシーズンでも結果を残せるよう頑張ります。


ひかるさん

当日の朝3:00前にLINEを送ってくれてありがとうございました(Instagram見てくれていたんですね)。23:00に寝ても全く寝つけなかったのですがメッセージを頂けた後は無事に眠りにつくことができました(それでも睡眠時間は4時間もなかったのですが)。Debaterとしてもjudgeとしても運営担当としても、素晴らしい実績を残されている方だと思うので、今後とも見習いたいと思います。


こーだいさん

トライアウトの前日にスピ練を開いてくださりありがとうございました。あれがなければかなり危うい状況で本番に挑むことになっていました。またご飯に連れて行ってください。


さえさん

「Judge苦手なんだよね」とおっしゃいつつも、Ichoの前も、Umekoの前もお世話になりました。ありがとうございました。個人的にはさえさんの前であまり勝てていないように思うので、毎回コメントを頂けるのが非常に助かっています。次の企画も楽しみにしてますね~。


Last, but not the least: さーさん

Blogの最初と最後にちょこっとコメントをつけてくれるの、毎回楽しみにしています。Asian練習の時はげんき・僕のチームに加わってWhipをしてくださいましたね(もう1か月たつなんて信じられませんが。それだけ充実した時間を過ごせてたってことかなあ)。あの練習の後言い忘れていましたがspeech、凄くかっこよかったですよ。またOhanaの皆さんとも練習させてくださいね。



こうやって書いてみると、自分がいかにちっぽけな存在で、debate界でよちよち歩きしている状況なのか、痛いほどよくわかりました。

BPシーズンも更に努力を重ね、偉大な先輩方に少しでも近づけるよう励みます。




最後になりましたが、コミの方・対戦した方々を初めとして、大会に関わられた、すべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。




Y.G.)

冷戦史のレポートがあった太一君を尻目に他の2人の梅子参加者とコメダでゆっくりしながらクロージングセレモニーの時を迎えました。先ほども言ったように僕は正直勝ったと思っていたので割と楽な気持ちで見ていたのですが慶應のチームが3winでブレイクしたのを見たところで嫌な予感がし、結局チーム名が呼ばれることはなく初めてのブレイク落ちを経験しました。去年輝かしい経歴を残したHit-Uの代表として出場したのにこのような結果となってしまい、今までの大会以上に悔しさと虚しさを感じずにはいられませんでした。翌日はブレイクラウンドがあったのですが、正直ディベートと少し距離を置きたかったのでペアの太一君が朝から津田塾まで行っているのに僕は12時まで爆睡してました。今はモチベーションも回復したので切り替えて秋Tで結果を残せるよう練習していこうと思います。




Mental healingのための動画――いつかまた読む日のために


https://www.youtube.com/watch?v=eRObCOsfIDI&list=PLkYpYNWoyobiOjQdbCnJ29bGLzPX9CssO&index=3


(編集者、深夜に見て号泣)

(The End)




たいちくんげんきくんありがとう!!!そして本当にお疲れ様です
普段からたくさん練習しているのは知っていたけど、今回二人のディベートに向き合う姿勢を改めて目の当たりにしてとても気が引き締まりました
そしてそして私にもメッセージ書いてくれてありがとう。大号泣です。また練習しようね~

ではでは!ここまで読んでくれた方もありがとうございます!
また次のブログでお会いしましょう~