ESUJと紅葉杯と。


こんばんは、人見知りかつコミュ障なのに新歓で新入生と割と積極的に話す立ち位置の国際部新歓副代表になってしまっているディベセク広報担当上坂智子です。

一橋大学国際部は今日は第一回全体新歓を開催し、おかげさまで予想をはるかに上回る数の新入生に来ていただきました!ありがとうございますー^^
ディベートセクションの紹介では、活動内容のプレゼンに加えて、Stevensenと富樫先輩にモデルディベート(motion: The US government should ban gun for civilians.)も実演してもらいました!!

終わってから新入生に「他のセクションに興味があって来たけど、あの二人のスピーチを聞いたらディベートに入りたくなりました!」みたいなことを言われたときは、自分がディベートしたわけじゃないのに「でしょー!!」とドヤ顔してしまいました笑
うんかっこいいよディベ―ターほんと。笑

さて、今回の更新ですが、本日のLO(Leader of Opposition, 二人目の人)である3年の富樫さんに書いていただいたJPDU秋TournamentとESUJという二つの大会の記事、そして続けて2年の佐野倫生くんに書いていただいた紅葉杯という大会の記事をお読みいただきたいと思います!
少し長くなりますが、お暇な時にでもぜひじっくりお読みください!!

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新入生の皆さん、はじめまして!法学部3年、ディベ-トセクション監査の富樫です。
 今回は昨年の10月に行われたESUJの二大会を振り返りながら、自分なりにディベ-トの魅力をお伝えできたらなと思います。
 
昨年10月、日本英語交流連盟の主催で行われた大学対抗英語ディベート大会(ESUJ Tournament)にて、幸運にも優勝することができました。

この大会には全国から29大学、32チームが参加しており、二日間にわたって予選大会と決勝大会が繰り広げられました。Hit-uからは鶴巻(3)・富樫(3)ペアが出場。予選大会を2位通過し、翌日の決勝トーナメントで最終的に東京大学を破っての優勝でした。

英語ディベート21組で行われるチーム競技。試合の20分前に題目が発表され、賛成側か反対側か割り当てられます。従って短い時間で議論を構築し、反駁を用意しなければなりません。予測不可能な試合展開を見せることも多く、熾烈な反駁の応酬が繰り広げられる際には会場全体が興奮に包まれます。地味な印象を持たれがちな英語ディベートですが、実は非常にエキサィティング。まさに知的スポーツと呼ぶにふさわしいアツい競技なのです。
左:富樫さんのパートナー、鶴巻さん(スピーチ中)、右:富樫さん


本大会は英国から著名な講師陣を招いて行われ、国民年金制度から移民問題に至るまで多岐にわたる論題が出題されました。知識不足を痛感する試合も多かったですが、こうして優勝することができたのは本当に幸運でした。

思えば今大会は出場以前から自分たちにとって特別な意味を持つ大会になっていました。

国際部は100年以上の歴史を誇る伝統ある団体です。しかしパーラメンタリーディベートと呼ばれる形式のディベートを扱う部門はなく、三年前に初めて今年卒業された堀江さんの手によって創設されました。初めは人手不足に悩まされ、遥々他大学に赴いて練習に励んでいたと聞いています。堀江さんの努力がなかったら、英語ディベートとの出会いも、部員達との出会いもなかったに違いありません。先輩が卒業されるまでに一度でも優勝を届けたいという思いを抱いていた自分達にとって、この大会は残り少ない限られたチャンスでした。
大会出場が決まってからというもの、夏休みの間毎日のように練習に打ち込みました。それだけこの大会に賭ける思いは強かったのです。
しかし現実はそう甘くなく、今大会の数週間前に行われた大会では、予選大会を突破することもできませんでした。自分の不甲斐無さに苦しみ、一時思うように英語が出てこなくなる時期もありました。
それでも先輩や後輩は嫌な顔一つせず、練習の相手をしてくれました。そうしてこのように最高の結果を掴むことができました。
優勝者2人を囲んで。


個人として初めての優勝ということで、もちろんその喜びも一潮だったのですが、やはり何より卒業される先輩に優勝を届けることが出来たということが本当に幸せでした。
この後、後輩たちも伝統ある一年生大会にて準優勝という素晴らしい結果を残し、マレーシアの国際大会にてジャッジとして予選大会を突破という快挙を成し遂げました。
まだ東大やICUのような優勝の常連校には遠く及びませんが、部として着実に実力を伸ばしているという実感があります。
ディベーターとしてはまだまだ未熟ながら、再び一橋大学の紋章が優勝のアナウンスとともに映し出されるよう、皆と一丸となって残りの一年を全うしたいと思います。

初っ端から暑苦しい文章になってしまいましたが()、このブログを見てくれたのも何かのご縁!うちらと一緒にここディベ-トセクションでアツい大学生活を送りましょう!皆さんとお会いできるのを楽しみにしています^^

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こんにちは!2012年度会計の佐野倫生(ろい)です!
101516日に関西で行われるNAの一年生大会、紅葉杯に参加して来ました!!

はじめての遠征ということで、かなりドキドキし、また関西のディベートは関東のとが違うと聞いていたので一抹の不安も覚えながらの参加でした。

しかしそんなのは全くの杞憂に終わり、とても楽しい大会でした!

まず、前日の金曜日に新幹線で神戸に向かったのですが、車内ではディベートのことに限らず関西料理のことなど話して和気あいあいと過ごせました(^^)
その晩に新大阪で食べたお好み焼きもめちゃくちゃ美味しかったな~()
遠征は観光も魅力。


そしてホテルに行き軽くリサーチして翌日に備えて早く眠りました。

そして次の日の朝。いよいよ大会当日です。
軽く緊張してましたが、東大の友達など知った顔も少なからずいました。
15
日の予選ラウンドの結果は22敗。
残念ながらブレイクはできませんでしたが、Championになったチームと Quarter finalistになったチームに当たれてとても有意義でした!(o^^o)

あとなにがよかったかって、ディベート界の他大の友達が増えた!
同じく関東から来てた上智や成蹊の一年生とも仲良くなれたし、神戸大学のディベーターとも知り合いになれた!(*^^*)
やはりディベートの大会に出る魅力の一つに、この他大との交流があると思います。
しかも神戸大学とかは関西の大会に行かないとなかなか交流できないし!
その意味でも関西まで行った意義はとても有りました(^^)

そして二日目。ブレイクアナウンスメントがあり、見事、世永・今ペアがブレイクしたのでそのラウンドを見に行きました。
なんと世永と今は、この決勝ラウンドで二回もICUを破り、Semi finalist に輝きました!
すごい!パチパチ(^^)
Semi Finalistsが発表された瞬間。


こうして大会二日目も終わり、みんなで夜は焼肉の食べ放題に行きました!
なんかケーキとか綿菓子とかもあり、とても楽しかったです。
そして夜行バスに乗って、東京へと帰りました。

この大会を通じて感じたことは、まず第一に、ディベートはやっぱり楽しいってことです。
ディベートのは多少違っても英語は英語だし、頑張って練習してたら全然通用するし勝てる。やっぱり論理的に勝つっていうのは、知的スポーツであるディベートの醍醐味の一つだと思います。
次に大会は友達がふえるってこと!
とにかく戦っても終わったらすぐ友達になれます(*^^*)
これがディベートのいいとこだよね。相対してもあくまで議論の中だけってとこ。
しかも今回は上にも書いたけど、関西の友達まで出来てよかった!

このように、紅葉杯はとても楽しく有意義なものでした(o^^o)
新入生のみなさんもぜひ今年出てみてはいかがですか??
大会後Hit-Uのみんなで集合写真^^