25th JPDU Spring Tournament


たった今The 9th Elizabeth Cup出場されている皆様、されていない皆様も、おはようございます、されていない方の部類に入っているHit-U広報担当上坂です^^

先日行われたJPDU Spring Tournament、Hit-UはAからDまで4チームが出場しました!
そして結果は、、

Hit-U A(Go Shimizu, Max Crylov, Yusuke Ueda)が
6th Break, Pre-Semi Finalist,

Max Crylovが5th Best Speaker,
Hit-U B(Tomoya Yonaga, Naohiro Togashi, Noritaka Kon)が
11th Break, Grand Finalistでした!!



わーい!
6人とも本当におめでとうございました^^
また提供ジャッジを引き受けてくださったKozoさん、3年の大久保さん、Hit-U同期のみんな、ありがとうございました!!
大会後、特大トロフィーを囲んで。

というわけでGrand FinalistとなったHit-U Bの1st speaker世永智也くんから、先日行われた春Tの感想レポートです^^
大会中に更新するのもどうかと思ったのですが、せっかく世永が深夜に送ってくれた力作なので、ASAPで公開します!(笑)


ラウンドの休憩中などにお読みいただけましたら是非本人に直接感想をお伝えくださいね。

------------------------------------------------------

こんにちは。2年の世永です。今日は先日4/28,29日に行われたJPDU Spring Tournament
についての感想を書かせていただくことになりました!

この大会は年三回JPDUの主催する中の一つで、Asian Styleの最強決定戦という、権威のあるものすごい大会です。そんな大会に僕は今、富樫さんと組んでHit-U Bとして出場しました。この大会は神Whipの今と圧倒的
Matter量と”Why is that?”という名フレーズを持つ富樫さんと組ませていただいたので、中途半端には負けられないと思い、かなり練習を積んで出た大会でもありました。そして練習では最初の方があまり上手くいかなかったこともあり、最も不安な大会でもありました笑



一日目。前日三時間程しか眠れなかったのもあり、ブリーフィングの時点で死にそうになるという事態に…。なんとか乗り越え初戦に突入すると、最初の試合はルーキーチームのAGU Aでした。そしてジャッジはようかさん。無難にスピーチを立てたものの、ポイントが跳ねない恐怖との戦いが待っていましたw幸い勝利し、2ラウンド目でまたもルーキーチームのUT Gと当たりました。WTOが労働条件に対して貿易障壁を設ける(←雑)というモーションだったのですが、自由貿易を制限することで自由貿易の本来の意味を復活させるという非常に回りくどいスタンスを立ててしまうという事態に。笑
それでも勝ちVoteをもらい、後半戦に突入したのですが、いつか強いディベーター当たりそうといういやな予感がここでついに現実に。優勝候補のICU Aに遭遇という不慮の事故が起こってしまいました。LGBTのカップルに政府から支援を受けている孤児院が子供を優先して渡すというモーションが、混乱を極めてしまうという事態に。自分たちのinnate problemを押しつつ相手の微妙な乱れを指摘することによって辛くも勝利を収めました。(まじで危なかったのはここだけの話。) 
そうしてなんとか3勝で迎えた4戦目に入って、相手はまさかの富永さん率いるTokyo E。従軍記者を禁止するというモーションの反対派となり、「なに言えばいいんだよ、これ」状態で望んだラウンドは、ひどいスピーチになるという予想通りの展開に…。その後に富樫さんや今が善戦するも、あまり後味が良くないラウンドになってしまいました。このラウンドの結果は翌日に発表とのことなので、その日は皆でご飯を食べ(僕は帰りました)、各々次の日に備えました。



そして2日目。昨日のこともあり、あまり良くない心持ちで迎えたBreak Announcement.Tokyo Eが4勝ブレイクした時に、昨日のラウンドは負けてしまったのだな、と分かりました笑
そして6位でMax率いるHit-U Aがブレイクするものの、その後も一向に呼ばれないHit-U B…。ICUやTokyo
がどんどんブレイクしていく中で焦りを感じていると、11位にしてなんとかブレイク!!とりあえず一安心です。が、それもつかの間、ブレイクラウンド初戦にいきなりMaxと当たることに!せっかくブレイクした2チームが潰し合うという、資源の無駄遣いが起こってしまいました。混乱したラウンドを何とかこっち側に引っぱり勝利すると、安心する暇もなく次のラウンドへ…。

ブレイクラウンド


QFは4勝ブレイクをした、圧倒的上手さを誇る内山さん擁するTitech A!今まで音源やオーディエンスでしか出会ったことの無い4年生のスターディベーターと対戦するという、自身のディベーター人生で最大級の挑戦ともありプレパは相当意気込みました。そしていざラウンドに入ってみると、予想外の数のオーディエンスが!!
どうやら他の場所が部内戦になっていたことと内山さんの存在が重なった結果、こことKDSのラウンドにオーディエンスが集中したとか。オーディエンスの迫力に負けずなんとかスピーチを終え、内山さんがかなり盛り返すもその後のスピーカーも好調にスピーチをこなしていった結果、なんとAll Voteで勝利!これでちょっと調子にのっていると、そのテンポはSFのマッチアップに一気に崩されてしまうことになるのでした。

SFの相手は4ラウンド目に当たって惨敗したTokyo Eで、2回目とかいいわーとか言っている余裕もなく必死にプレパしていました。
そしてここでも向かいのICU部内戦によってオーディエンスが大量に流入し、さらにはビデオまで撮られるという完全な羞恥プレイに。しかもGFに行くのはどっちだ的なイントロ合戦が起こったので「これでGF行けなかったらただの晒し者じゃん…」というネガティブな心理となり、これによって割といいリプライが出来たのはよかったです笑
そうして何故か3-2という僅差で勝利を手にし、全く実感のない状態であれよあれよという間にGFまで進んでしまいました。

そして相手は再びICU A!日本での原発廃止というナウでホットなイシューだったのですが、なぜ日本において原発が特に危ないのか、なぜ圧倒的リスクの低さにおいても政府が禁止してよいのかなどの点が立て切れず、相手チーム、特にOWのこうきさんにラウンドを持っていかれた結果6-3で負けてしまいました。3度目にしてもGF
で勝ちをもらえず…。ディベート界の層の厚さを思い知る結果となりました。

PMスピーチ中の世永。




今回、ロールをしっかり分化させてリーダーとしての仕事をしっかりやるということを念頭においた結果リーダーとして皆に上手くなったと言ってもらえる位には上達出来たこと、また後半で議論を進めてくれるパートナー達のすごさを改めて実感出来たことが、このチームで出たことの何よりの収穫でした。ですが、ダイナミクスに対しての認識の甘さや
reasoningの浅さなど、問題も山積みです。これからまた違う人と組んで大会に出て行くことになるとは思いますが、浮かれることなくこのペアで培ったことをさらに活かせていけたらいいなと思います。最後にパートナーの今と富樫さん、本当にありがとうございました!!


Hit-U B.(ぶれぶれごめんTT)